【カンボジア】長旅のはじまりはアジアから・・・
世界一周はタイからはじまり、2ヵ国目は陸路移動でカンボジアへと向かいます
基本情報
国:カンボジア
期間:2週間(世界一周中)
時期:11月
通貨:リエル、USドル
カンボジア王国は人口1150万人で90%のクメール人のほか中国系、ベトナム系、チャム族などの少数民族で構成される国。カンボジア国内には、ユネスコの世界遺産リストに登録された文化遺産が3件、暫定リストが8件存在する。
シェムリアップはカンボジア北西部シェムリアップ州の州都。カンボジア国内でも人口が集中し、増加の著しい地域のひとつである。アンコール・ワット、アンコール・トムなどを含むアンコール遺跡群の観光拠点となっている。
前夜はバンコクで遊んでいたので、バンコク▶︎シェムリアップ間の移動中に車内で寝るつもりでいましたが、想像を越える悪路に体を揺らされまくって結局まったく眠れませんでした
でもカンボジアの入国ゲートをくぐるとテンションは上がります
はじめての陸路での国境越えだったので小さなことでもうれしいですね
街を見渡してみると途上国さが一気に増した気がします
この時期は雨季の終わりかけらしく雨で道路はぐちゃっとしてるし、どんより曇り空で雨もぱらぱらと降っていました
宿はそこそこ綺麗なホテルのドミで8ドル、部屋に行くまで階段いくつあるの?ってくらい地味に遠いし、ゲストが少ないようでちょっと怖かった
カンボジアに着いてすぐ商店でトイレットペーパーを1ドルで購入しましたが、実は4000リエルで買えると後から知って、さっそく小さな詐欺に遭いました(ちなみに当時のレートで1ドル=7000リエル)
カンボジアのシェムリアップといえば世界的な観光地アンコールワットを含むアンコール遺跡群、ベンメリア・タプローム・アンコールトムをまわることに
朝早く起きてアンコールワットの朝日を拝みに出かけるとものすごい人
こんな時間に多くの人がいるとは驚きですが、水辺に咲く蓮がとてもきれいで印象的でした
夜のシェムリアップではカンボジアのローカルフードが並ぶ屋台へよく通い、美味しくてハマったほどでしたが、ある日の晩に食中毒にあい3度吐く羽目に
よりによって翌日プノンペンへの移動を控えていたけど、吐き終われば案外すっきりです
プノンペンはカンボジアの首都。カンボジアの行政、文化、経済の中心地、「東洋のパリ」と謳われたフランス植民地時代の美しい街並みが残っている。また、王宮がありカンボジア国王一家が住んでいる。
プノンペンは治安が悪いって聞いていたので到着するまで怖ったけどいたって普通
バスターミナルの近くに着いた宿は名所キャピトル ゲストハウス
プノンペンといえばキャピトルというほど、バックパッカーの間ではお馴染みの大型ゲストハウスなのでココに泊まる一択で考えていました
騒がしい中心部のど真ん中に位置する宿で、蛇口をひねると赤サビの混じった水が出てきたりで、素敵とはほど遠いものだけどなんら問題はないです
ある晴れた日にはレンタサイクルで田舎を走りトンレサップ湖まで行ったり帰り道迷子になったこともありました
ポルポト政権時に虐殺が行われた刑場、キリングフィールドやトゥールスレン博物館はプノンペンでも特に訪れたかった場所
犠牲になった人々の当時の衣服がそのまま保管されていたり、処刑所には約50年経った今も張りつめるような冷ややかな空気が流れていました
そして少し離れた場所にあるアキラ地雷博物館では今も完全撤去に至っていないカンボジア国内の地雷の恐ろしさについて、そしてアキラさん自身が撤去してきた地雷を展示する場も設けています
正式名はアキ・ラーさんと言いますが日本人にとっては馴染みのある呼び方の「アキラさん」の名で知られているカンボジア人です
カンボジア内戦を取材していたジャーナリスト、一ノ瀬泰造さんの記録
カンボジアへ興味を持ち参考にした本はこれ、ぜひ読んでほしい
晴れときどきスコールが続くプノンペン
突然の雨に打たれた日は屋台の人、外で働く人は撤収作業に忙しそう
プノンペンの街は騒がしくて汚いけど、このカオス感と愛嬌たっぷりのカンボジア人に癒されて2週間の旅は終わり