【ジョージア】西へ進んでコーカサスとトルコへ②
前回からのつづき・・・
areyoukiddingme.hatenablog.com
アルメニアとジョージアは同じ南コーカサス地方で旧ソ連同士なので2つの国に大きな違いはなかったりして、と思いながらどう違うのかを知りたくて11カ国目のジョージアに入ります
基本情報
ルート:⑴トビリシ▶︎⑵カズベキ
期間:10日間(世界一周中)
時期:7月
ジョージアは南コーカサスにある共和制国家。首都はトビリシである。東ヨーロッパもしくは西アジアに区分される。北側にロシア、南側にトルコ、アルメニア、アゼルバイジャンと隣接する。日本では2015年4月まで国名呼称にロシア語でのグルジアを使用していた。
トビリシはジョージアの首都。トビリシとはあたたかいを意味するトビリに由来し、温泉と関係があるとされている。人口は約110万人。住民の85%がキリスト教の信者であり、グルジア正教会を中心にロシア正教会・アルメニア教会を信奉している。イスラム教は主としてスンナ派で人口の8%、ユダヤ教の信者は2%である。
アルメニア・エレバン▶︎ジョージア・トビリシまではバスか列車の二つの方法から行けるそうですが都合により列車で行くことに決定
トビリシ駅到着が深夜になるので、嫌だなと思っているところたまたま同じ車両に日本人を発見、トビリシの駅周辺の治安はあまり良くないと聞いていたのでTくんと知り合ってホッとしました
実際、目的地までのコースは薄暗く、酔っ払いの中年男性が路上で飲んだりしていたから、やっぱり1人で行くには怖かったかもしれない
お目当ての宿・ホステルジョージアはちょうどドミの空きベッドが2つでこれまたラッキー
コーヒー無料・ディナー無料・ワイン無料だなんていくら物価の安いコーカサス地方でもこれはなかなかないだろう
ジョージアはフランスと並ぶワイン発祥の地とも言われていてブドウの宝庫、畑に行かずともそのへんのストリートにもぶどうの実が育ってるんですね
特に私が行った時期が夏だったからたくさん見かけたのもあるかもしれません
ディナーに関してはこれは完全にオーナー ヤコブのご厚意で、毎晩の無料ディナーに加えて食後のデザートにスイカを切ってひとりずつに配っていく、気遣いと優しさがとんでもない人
バイトのアナはウクライナとジョージアのハーフで騒がしいけど美人で日本のギャルのみたいなノリの子
アナは料理があまり得意じゃないけど、毎晩宿泊者のために頑張って作っていたから私もキッチンで手伝ったりしました
あまりにホステルジョージアの居心地がよすぎるためか、それとも旅が少し面倒になってきたのか、いずれにしても外出するのは本当に必要なときだけ
居心地の良さと気の緩みから貴重品はいつもドミのベッドに置いたままでした
あるとき、いつも必ず閉めるチャックが開いたままになっていておかしいと思った
財布の中を見ると日本円の5千円札が抜かれていた
正直思い当たる節はある、今日アンカラに向かうと行ってた男子学生が出発する前に抜いたんじゃないか、今日も連泊する人がそんな堂々した行為をして私といっしょに過ごすほうが不自然な気がしてたし、事件が起きる前から変わった行動のある子だった
つまり抜いたあとこの場を去ってしまえば金を盗んだことなんて知った話ではない、とはいえ断定はできないしあくまで疑惑止まりなんだけど
ショックとイライラと後悔がいろいろ混ざってますますやる気が起きなくなっている
従業員アナや宿泊者とはほぼ全員話す間柄になっていたから話を聞いてもらい慰めてもらったので、ちょっとカズベキに行ってこようかなぁと
カズベキ
カズベキは東北のジョージアに位置する。ジョージア・ロシアとの国境となっており、テレク川の渓谷の水はロシアのダゲスタン共和国にあるカスピ海へと流れ出ている。
カズベキ
気分転換を兼ねて1泊2日でカズベキへ
公共バスのマルシュから降りるとおばちゃんが民泊の勧誘をするため、鍵をブラブラするジェスチャーをしてきました
コーカサス地方や中央アジアの旧ソ連圏では副業で外国人を家に泊めることが一般的になってるんですね
旅行者の間では広く知られていて今だとエアビーが世に出る前から文化として根付いてました、っていう感じ
ホステルジョージアで知り合った5人での移動、宿のおばちゃんは5人も一度にまとめて泊まりに来たから嬉しかったことでしょう
カズベキに来たからには名所であるゲルゲティの三位一体教会までハイキングです
ジョージアとアルメニアの風景は似たような感じだけど、字に関してジョージアの文字は丸っこくてかわいい
ハイキング日和だったこの日のルートは、滝をめぐったりロシアとの国境沿いまで歩いたりと寄り道もたくさん
コーカサス山脈に囲まれての道のりはワイルドな山々が見れてなかなかよかったです