【タジキスタン】ユーラシアの内陸で味わう開放感③
前回からのつづき・・・
areyoukiddingme.hatenablog.com
タジキスタンの旅は終わり向かい、帰る準備を進めていきます
アリチュル
アリチュルはゴルノ・バダフシャン自治州に位置する人口2,422人が暮らす小さな村である。地名の由来はアリの災難を意味し、厳しい気候と強風のためこの地域を旅する際に、預言者の義理の息子、アリによって話されたと言われている。
アリチュル
ランガルを出発して5時間ほどでアリチュルに到着、ここから先ムルガーブに戻るにはアリチュルで人を集めないと出発できません
同乗者がすぐに見つかるとは思えない雰囲気を感じつつ、今日はもともとここに泊まるつもりでいたし、最悪ここで2泊か3泊しないといけないのかなぁ
翌日のことやいつ出発できるだろうか、を考えながらランガルでの民泊先兼ドライバーのおじさんと食堂で昼食をとっていると、大型のトラックが4台まとめて停車した
昼食休憩に立ち寄った物流系ワークのドライバーは「自分たちもムルガーブに行くから乗っけててあげるよ」と言ってくれました
どこまでも優しいな、タジク人
そんなわけで選択の余地はなくヒッチハイク決定、こんなどでかいトラックなんて乗ったことないけど、だだっ広い道を人の親切で乗せてもらってるなんて旅してるなって実感が湧いて最高に幸せな時間だった
再・ムルガーブ
3時間ほどでムルガーブに到着、町の小さなホステルのようなところでトラックは停まってくれてそのままチェックイン
これがタジキスタンで泊まる最後の宿、最後の夜
毎日、毎時間飽きることなくこの瞬間を楽しめていたからよかった
次は首都のドゥシャンベにも行ってみたいしゴルノ・バダフシャン以外も行きたいな
ムルガーブからキルギスのオシュに戻るときは、行きよりも全然安く帰ってこれた
同乗者はスペイン人男性とキルギス人が2人、私を含む4人座ってたからかなぁ
そしてオシュへ戻る途中にはこれでもかっ!ってくらい透き通った青い湖があった
褐色が続く大地から突然見えてくるから余計に美しさが目立ちます
さらにその背景には万年雪をかぶったパミール山脈
こんななんでもないところにふいに現れる絶景、タジキスタンは本当に素晴らしい国だ