【メキシコ】ラテンパワーの虜に・・・①
ユーラシア大陸で過ごした1年と1ヵ月・・・
中国四川省・成都を発って香港を経由、カナダのバンクーバーで3日間の休養をし時差ボケを解消、ラテンアメリカのスタート地となる19ヵ国目、メキシコまで向かいます
基本情報
国:メキシコ
ルート:⑴メキシコシティ▶︎⑵サンミゲル デ アジェンデ▶︎⑶グアナファト▶︎⑷オアハカ▶︎⑸サンクリストバル デ ラスカサス
期間:30日間
時期:12月, 1月
メキシコ
メキシコは中南米・北アメリカ南部に位置する連邦共和制国家。首都はメキシコシティ。総人口は約1億3000万人でスペイン語圏においてはもっとも人口の多い国である。国内にはユネスコの世界遺産リストに登録された文化遺産が27件、自然遺産が6件、複合遺産が2件存在する。
メキシコシティはメキシコ合衆国の首都。高山気候に含まれ、標高2240mの高地にあるものの、緯度は低いため、一年中温暖な気候に恵まれている。
目的地のメキシコまで遠かった
ヘロヘロに疲れた体で日本人宿、ペンション・アミーゴまで市内バスで行くのはきついし、面倒になってしまってタクシーを使いました
それに初日はやっぱり怖いし、銃声とか聞こえたら嫌になってしまうからね
メキシコに到着して早々、驚くべきことにスペイン語圏なだけあってびっくりするほど英語が通じなかった
お隣がアメリカだからそこそこ通じるのでは、と思っていた自分が甘かったようです
Today すら通じなかったときはなんか怖くなって引きこもろうかと考えたほど・・・
それでも引き下がるわけにいかないのでスペイン語圏にいるうちはひとつでも多くの単語を覚えるつもり
ところで前の年のクリスマスと年越しはマレーシアで過ごしてあまりパッとしなかったから今年はメキシコで楽しく過ごそうと考えています
アミーゴのメンバーと会話をするのが楽しくて、中南米やスペイン語圏を長く旅している人ばかりでした
旅して7年とか10年以上とか沈没どころかもうなんだろっていう感覚で、ラテンアメリカ初心者の私としては新鮮な話ばかり、これから過ごしていくうちにメキシコ好きになれるかなぁ?とか南米とかも行ってみたいなと思ったり、この先の想像が膨らみます
ここに来たならメキシコらしい娯楽を楽しみたいと会場まで闘牛やルチャ・リブレを鑑賞しに行ったり、黒魔術やおまじない効果大なアイテムが揃うソノラ市場まで行ったり、夜な夜な革命記念塔まで行ったり、古代遺跡のティオティワカンまでバスで行ったりとメキシコのエンタメ、豊富すぎます
スーパーではサボテンがカットされて売られていたり、道端ですれ違うメキシコ人に「amigo!」と声を掛けられて出会った瞬間もう友達認定なんだ?と小さなことから大きなことまで出会うものすべてが新しい感じ
アミーゴでの滞在はこんなに長くなるはずじゃなかったのに引きずり込まれる何かあるんだ
アミーゴの心地良さかソノラ市場で買ったフレングランスと石鹸のせいかもしれない
クリスマスから正月にかけてはシェア飯でうどんやおもちを作ったり楽しく過ごせたし、1年間の旅の思いをめぐらせたりであっという間に16日間は過ぎていきました
サンミゲル デ アジェンデ
サンミゲル デ アジェンデはメキシコのグアナファト州にある都市。コロ二アル建築の歴史的建物が立ち並び、美しい景観を持つことから観光地として人気がある。もともと湿地地帯近くの丘であった場所に造られた街であるため、坂が多い。
サンミゲル デ アジェンデ
私はアミーゴを出れるのか、このままずるずる沈没する可能性は十分にあったけれど後ろ髪引かれるような思いでメキシコシティを発ちました
バスが動き出せば徐々に景色は変わっていき、自分の気持ちも前に進んでいくから不思議ですね
メキシコシティよりも格段に治安はよくなってカメラをぶら下げて歩いても全然平気なのがよかった
なんでもここはアメリカ人のリタイア先の居住地として人気があるそう、気候がいい・治安がいい・物価も下がる、という理由からみたい
日本でいうとタイみたいなものなのかな、距離が近いのもポイントかもしれない
サンミゲルの中心に着いてまず目に飛び込むのがサーモンピンクの色をしたパロキア教会という特徴的な教会
広場を意味するソカロではパロキア教会を主役にそこに集うようにカラフルなお店や人々で賑わっていました
明るくて開放的で洗練された街の様子にユーラシアに長くいた私にとっては見るものすべてが新鮮に写った
訪れた時間ではちょうど挙式が行われていて新郎新婦が出てきてさらに素敵な光景です
色といい建物のシルエットといい目立つので近くで見ても、離れて街を一望できるスポットに行ってもまず視界に入るのパロキア教会の存在
ソカロから離れて坂道を歩いていくと素敵なお店や住宅がたくさん、こういう家って存在するんだ、と思うようなユニークな建物ばかりです
なんだかリッチな人が暮らしてる雰囲気が漂うし、センスを思わせる光景でした
昼とはまた街の印象が変わってライトアップもこれまた素敵
わりと遅い時間まで賑わいを見せているからやっぱり安全な街だと感じる
ある日の朝、宿のバルコニーから外を見ていると朝日とともに上がっていた気球がすごくきれいだった、旅っていいなぁといまだにそう思えたりして
グアナファト
グアナファトはメキシコ・グアナファト州の州都である。人口約78,000人、メキシコシティから北西に370kmのところに位置し、標高は1,996m。スペイン植民地時代の美しいコロ二アル建築で有名である。
グアナファト
サンミゲル デ アジェンデからバスで2時間足らずでグアナファトに到着
ここはずっと楽しみにしていた場所でメキシコに来たらぜったいに立ち寄りたい街でした
到着した時はやや曇りがちな空だったけれど、街並みがカラフルで可愛すぎる!LEGOのようなこのポップさ、なのに歴史的な街並みでしっかり重みも感じられるというこのハーモニー
もし自分の故郷がこんな魅力的だったらきっと自慢の街に違いないなぁ
アミーゴで会ったTさんが言うには「どっちも似てるんだから2つとも行く必要ないよ」らしいですが、全然そんなことないしサンミゲルとグアナファトどちらも違った良さがあるから私はどちらにも行けてよかったと思う
街を一望しに歩き続けて迷いながら歩いていくと、高級ホテルの庭からナイスビューを見つけることに成功、いやぁ〜素晴らしいよ
この歴史と現代がうまく調和している感じ、ほんとうに美しい
昼にビューポイントに行きなんとなく土地勘は分かったので、2度目に訪れた夕方は正式なビューポイントを見つけることができました
広々とのんびり鑑賞できて完全に日没を迎えるまでのグアナファトの景観は宝石が散りばめられたかのような光景が広がってた