【メキシコ】ラテンパワーの虜に・・・②
前回からのつづき・・・
areyoukiddingme.hatenablog.com
洗練されたメキシコの都市を旅してすっかり夢中になりました
知れば知るほどハマっていき、スペイン語が話せないなんてとっくに大した問題ではなくなっていました
再・メキシコシティ
グアナファトから直行でのオアハカ行きがなかったため、1度メキシコシティに戻ることに
メキシコシティに着いてからオアハカ行きのバスが発つまで数時間と微妙な空き時間を残しつつ、宿への侵入代として通常の3分の1ほど払ってアミーゴで1時間ほど滞在しました
前回の滞在で安定した料理の腕を披露してくれたYさんが「一泊くらいして行きなよ」と言ってくれたけれど、1泊泊まったが最後、またずるずる過ごしてしまうことは目に見えているから誘惑を振り切って断ります
これまた前回滞在中にお世話になりアミーゴで自家製キムチのビンまで備蓄している韓国人Lさんが「晩御飯を作ったから一緒に食べよう」と言ってくれました
食べる時間ないからいらないよ、と言っても皿を出して準備を始めたのでご馳走になることに
Lさんの手料理美味しかったな〜、ごちそうになって正解だったわ
オアハカはオアハカ州の州都であり、同州最大の市。オアハカ州の先住民族の割合は約40%で、これはメキシコ全体における割合の15%と比較しても非常に高い数値である。また、メキシコ国内においてもかなり特色の強い食文化として知られ、モーレ、オアハカチーズなどが有名である。
東バスターミナルTAPOは一等バスしかなかったため値段が少し高かった
ターミナルの待合所で待っていてもスペイン語がまったく分からない私を誘導してくれた若い女性スタッフに助けられました、優しい
夜出発でも上等なバスだから移動中のバス車内は安心できます
国内のバスはいくつかランク分けされていて安ければ安いほど強盗などが車内に乗り込んでくるリスクが高まるのだとか・・・
リスク回避するなら少し高いバスを選ぶほうがいいかも、夜だとなおさらです
バス停を降りて旅のお供であるGoogleマップを片手に難なくLus Luna Hostelにチェックイン、とホステルに入ったと同時に5日ぶりにアミーゴでのメンバーW氏と偶然の再会です
W氏とはルチャ・リブレを観戦しに行ったり、グッズコーナーで購入した覆面を被って外を歩いたこともある間柄
それはそうとオアハカといえばチーズとモーレが有名、ってことで食への関心大ありなW氏とともにメルカド(市場)まで出かけて美味しそうなものを探しました
初めて食べるモーレは不思議な味、見た目はカレーそのままだから抵抗なく食べられると思いきや、なんとも表現しがたく美味しいかどうかもよく分からない
なんといってもスープのダークな色味はカレーじゃなくてカカオなのだから
ビターな風味とはいえカカオなことに変わりはないわけですが、食文化を知るにはまず食べてみないと、といった感じ
最初にクセのある味を選んでしまったけれど、後日メルカドで注文したアーモンドのモーレはまったく抵抗なく食べられたのでよかったです、ふつうにおいしかった
W氏は翌日に次の街へ向かったため1日で解散、その後はホステルのドミで同じだった欧米人のグループとテキーラを飲みに行ったりゆったりして過ごしました
太陽がさんさんと降り注ぐオアハカの街は気温がちょうどで本当に過ごしやすかった
サンクリストバル デ ラスカサス
通称サンクリはメキシコ合衆国チアパス州の都市である。メキシコ中央平原の標高2100mに位置する。宗教はカトリック信者が多いが、プロテスタント教会もたくさんある。最近はマヤ族にもイスラム教徒が増え、周辺の村にモスクを築いている。
サンクリストバル デ ラスカサス
オアハカを深夜に移動する3等バスに乗るなんて、慣れてきたから節約モードになっていってる私
バスターミナル付近にはホームレスがいっぱいいたけど、安さには勝てなかったな
サンクリの日本人宿、カサカサは到着したターミナルから遠くて30分ちょっとかかって着きました
当時のアメリカ人の管理人Pは気分のアップダウンが激しかった
カサカサの滞在中はゾロゾロとアミーゴでのメンバーと再会、キッチンで飲んだり気兼ねなく過ごせてよかったです
サンクリの街自体に魅力を感じていたわけではないけれど、情報ノートをパラパラと見ていくなか気になったのがサパティスタ民族解放軍の存在、興味深く予備知識は多少持って出かけたほうがいいかなと思い、滞在の終わりごろ行くことにしました
サンクリから彼らの拠点地であるオベンティックというエリアまでミニバスで向かいます
敷地内に入ると目出し帽を被った関係者らしき人を見かけて、コミュニティ内に入るためにゲートでパスポートチェックと軽い面接がありました
今まで会ったメキシコ人は笑顔が多くフレンドリーな人が多かったですが、ここではまったく違う様子、特別歓迎されてはいないし特別嫌われてもいない対応をされました
当日は天気が悪く寒かったけれど、自由に1時間ほど見て周って最後に雨宿りを兼ねてカフェみたいなところに入ってサンクリへと戻りました