【グアテマラ】ラテンパワーの虜に・・・③
前回からのつづき・・・
areyoukiddingme.hatenablog.com
ちょうど1ヶ月間過ごしたメキシコを離れて20ヵ国目、グアテマラに入ります
基本情報
国:グアテマラ
ルート:⑴シェラ▶︎⑵フローレス▶︎⑶ティカル▶︎⑷リビングストン
期間:3週間
時期:1月, 2月
グアテマラは中央アメリカ北部に位置する共和制国家である。北にメキシコ、北東にベリーズ、東にホンジュラス、南東にエルサルバドルと国境を接している。先コロンブス期にはマヤ文明が栄え、現在も国民の過半数はマヤ系のインディヘナである。首都はグアテマラシティ。
ケツァルテナンゴ(シェラ)
ケツァルテナンゴはグアテマラ南部の内陸の都市。グアテマラシティについでグアテマラ第二の人口をもつ。人口は約25万人で、人口の50%は先住民、49%はメスティーソ、その他が1%である。標高2,333mの山中の谷に位置する。
ケツァルテナンゴ(シェラ)
さよなら大好きなメキシコ、はじめましてグアテマラ
その前に地名はケツァルテナンゴなのかシェラなのかどちらだよ、と疑問だったのですが、
シェラというのはスペイン人が植民地化する以前、シェラフという都市名であったから昔の地名で今も呼ばれているという説、あとは短いほうが呼びやすいしというのも大きな理由になりそうですね、日本人旅行者の多くもシェラとシンプルに呼んでいました
シェラでの宿泊先に選んだのは日本人宿タカハウス
タカハウスにはアミーゴ以上に長期滞在者がたくさんいた
ここで語学学校に通うことに決めたのは言葉が通じなさすぎると痛感したメキシコでの挽回をはかろうとしたわけです
旅行に使える言葉を中心に覚えたいとリクエストし午前中に通うことにしました
午後からは自由時間として使いたいからですね
私の担当、アルマは親しみのある小柄な女性でとても接しやすい先生でした
同じ語学学校に長らく通っている日本人生徒は「もう来なくていいよ」と言われるくらいスペイン語が上達していたそうだけど、その生徒はただ話し相手が欲しいから来てるんじゃない、とも思ったり
授業では私の要望通り、あいさつや旅行で使うフレーズに始まり、お金の数え方、買い物の仕方を学ぶため金曜市のメルカドや動物市まで課外授業に行くということもあった
もうほとんど日帰り旅行だなっていうレベルで、担任のアルマが「あそこに見える山はナントカカントカで・・・」など説明してくれたりとこの語学学校、言語を学ぶ枠を越えてきてるな、と思いました
語学学校のほかタカハウスでは様々なアクティビティやレッスンを募集していて
ある時はヨガクラスに参加したりと充実しています
まさかグアテマラに来て「ナマステ」という言葉を聞くとは予想外だったけど
タカハウスの居心地はハマるほどではないものの、シェラでの滞在は退屈しなかった
郊外まで行って温泉を楽しんだのはキリガンガ以来の半年以上ぶりだったし、近郊にある民族衣装を着る男性の村への訪問はテキスタイルも含め興味深かったし、シェラの散策はなかなかいい感じです
次に向かう町はどこにしようかと決めかねているとき、タカハウスの宿泊者だった人から「グアテマラに来たなら絶対ティカル遺跡は行ったほうがいいよ!」とおすすめされた
遺跡繋がりのティオティワカンに行った時も特別感はなかったし遺跡が好きなわけでもないし、というとさらに「グアテマラに来てティカルを飛ばすなんてもったいない!他のマヤ遺跡とは比べ物にならないくらい別格だから」とさらにプッシュされ、そんなにすごい場所なら行ってみよう!という気持ちになって次の目的地が決まった
シェラ▶︎ティカル遺跡に行くためにフローレスという街に一度滞在してから向かいます
フローレスはグアテマラ北部ペテン県の県都。ペテン県中央部のペテン・イツァ湖に浮かぶフローレス島、および湖の南岸のサンタ・エレナから構成される。両者は陸橋によって結ばれている。
移動のバスの中ではほぼ爆睡で外の景色をほとんど見ずに到着しました
フローレスに着くと暖かいこの気候、いいね
久しぶりに見る水辺に気分が上がり、南国っぽさを思わせます
目星を付けておいた宿に向かうと、なんとまた再会!メキシコシティ、オアハカで偶然会ったW氏とまたも宿がかぶりたまたま会うという奇跡
とはいえその日は移動する日だったらしく少し話しただけでまた早すぎるお別れです
それにしても久しぶりに暑いところにきたなぁ、日差しは強いし夏そのものに感じる
近くでボートを借りて動物園まで行ったり、密林の中を進むようなワイルドなペテンイツァ湖が広がります
この湖の中、ワニとか出てこないよねと思うほど今まで味わったことのない光景だ
でも暑い気候での水辺はすごく涼しげに感じていいね、気持ちのいい時間だった
夕暮れになると次々と屋台のような美味しそうな店が次々と立ち並んで町は賑やかになりました
湖の背景に夕日が沈んで行くのが見えたし寄り道のポジションだったフローレスが意外にも良い感じ
翌日のティカル遺跡に備えてアラームをかける時刻は深夜2:30、中途半端すぎる時間に寝ないほうがいいのか迷ったけれど、念には念を、21:30頃にベッドに入ることにしました