Are you kidding me?

20代を旅に生きて、30代を宿とオランダ移住のために生きるブログ

【チベット・アムド地方】再び旅が始まる② -夏河・合作・郎木寺-

前回からのつづき・・・

areyoukiddingme.hatenablog.com

 

 

夏河(かが)

夏河は中国甘粛省に位置する県。チベット族が総人口の約78%を占める。街の西部にはチベット仏教ゲルク派六大寺院のひとつラプラン寺があり、寺院では最高レベルの学問寺となっている。

 

夏河

中国に着いて5日目でようやくチベット圏に入域、時間が掛かりすぎている

それで夏河のユースまで来たわけですが一応、3泊滞在する予定です

標高は2900mあるそうだけど体調は良好、ただめっちゃ眠いだけ

あと曇り空が多いようで雨降ってるけど、大丈夫かな〜とそれだけが気がかり

近くを歩いてみるとお目当てのラプラン寺はすぐ近くにあることが分かりました

着いた初日はゆっくりすることにして、2日目と最終日に本格的に散策することにします

 

 

初日は移動続きでとても疲れていたので、早めに寝て2日目は朝の7:30から行動

気合いを入れたはいいものの、思いっきり分厚い雲に雨です

チベットの澄んだ青空を求めていたんだけど、どうすることもできないのでとりあえずラプラン寺まで行ってコルラです

 

どこまでがラプラン寺の範囲なんだろう?というくらいものすごい規模の中にたくさんのチベット人たちがコルラしに来ていました

マニ車を片手にお経を唱えながら歩く人、五体投地しながら進んでいく人・・・

寺といえどひとつの建物をさすのではなくこの敷地全体のことをラプラン寺と呼んでいるんだろう、と思います

 

自分が想像するよりもずいぶん大きく一周するのに2,3時間はかかりそう

時間はたくさんあるのでくまなく歩いて3日間滞在したうちラプラン寺を4回コルラしました

 

ちなみにこのラプラン寺近くのカフェで知り合ったチベット人「最近日本のアーティストの楽曲聴いてるよ」というので演歌歌手か誰かかと聞くと、「ワンオクロックだよ、めっちゃいいよ」と逆に私が教わったのです

当時はそのバンドを知らなかったので、日本のエンタメが夏河に届いてるんだ!と感心したことを覚えています

 

さてそんな夏河の滞在中に知り合った別のチベット人から合作という場所がおすすめだから行こう!と誘われたので日帰りで行くことにしました

 

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チベット・アムド:夏河にあるラプラン寺を丘から眺める

 

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チベット・アムド:ラプラン寺をコルラするチベット人

 

 

合作(がっさく)

合作市は中国甘粛省の県級市。漢族とチベット族の隣接する地で、近くにラプラン寺もあることからこの地域に物が集まるようになり次第にアムド地方の経済中心となっていった。現在も依然チベット族が人口中の多数を占める。

 

合作

なんだかよく分からない町、合作まで車は走って90分くらいで到着しました

この街に着くとものすごい青空で空は澄み切っているのが分かります、こういう青さがすごくチベットらしさを感じるな

夏河と比べて街の規模は小さいようだし人もそこまで多くない様子

 

合作でいちばんの見どころらしい背の高いゴンパはすぐ目に入ります

ミラレパ・ゴンパと呼ばれる13階建ての中まで入ると、ものすごい狭くて急な階段を上るものだから近くにいるチベット人も息を切らしています

その中は忍者屋敷のようなどこかの城の中を見学する雰囲気と似ていました

 

それから郊外にある小さなゴンパまで行くと放牧されたヤギが寺の敷地まで勝手に入っていくのが見えました

春らしいチベットは今回初めてなので緑が見えたり日差しが暖かいのは新鮮な光景です

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チベット・アムド地方:合作郊外にはヤギが放牧されている

 

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チベット・アムド地方:合作にあるミラレパ ゴンパをコルラする人々

 

 

郎木寺(ランムースー)

郎木寺はチベット高原の東側にある小さな山岳の町で、中国の甘粛省四川省の境に位置している。あたりは谷に囲まれ2つの大きな僧院がまたがっている。また、郎木寺に住む住民の多くはチベット族である。

 

郎木寺

夏河のユースで同じドミに泊まっていた中国人のAが郎木寺のバス停まで私を迎えにきてくれました

おかげで郎木寺に着いてからはスムーズに宿にチェックインです

中国ではその頃、大型連休中らしく大勢の中国人旅行客に会いました

 

そして気になる天候はというと初日の郎木寺は見事に晴れ

周辺を歩いてみると放牧された動物たちに新緑の景色が広がっていていいコントラストです

中国人と一緒に行動するといいことも悪いこともあって近くにいる僧侶をけっこう容赦無く写真を撮るんですね

断りもなく写真を撮られたら少年僧もいい気はしないわけだから反面教師にして見習いたいと思います

 

ところでここに来てみたかった理由は名前が印象的だったから、覚えやすいような特徴的な感じで以前成都で会ったシンガポール人から話を聞いてぜひ行ってみたいと思っていたのです

歩いてみたところ夏河より郎木寺の景色のほうが私は好みかもしれないな

小春日和を感じさせる郎木寺の風景は暖かくて自然がきれいで歩いていて楽しかった

 

と、春を感じているのも束の間でその日の晩、急に気温が下がって雪が降ってきた

とはいえもう春なんだから少し降ったくらいでしょうと思って朝起きると町の景色は一晩で変わっていました

5月でも雪って積もるんだ?というくらい一気に厳冬に戻っています

この日は郊外まで鳥葬を見に行こうと思って現地まで向かったけれど、寒すぎるせいか大型連休中の中国人見物客が多すぎるせいか、ハゲワシはまったく群がってこず、雪で何も見えないのでこの日は引き返すことに

 

やがて大型連休最終日になると一気に中国人観光客は消えて町は静かになりました

たぶんこれが本来の郎木寺なんだろう、と思い私はひとりゴンパ巡りに行きます

なにやら祭りのような儀式のようなものが行われていたので入ってみることに

なんか本来の姿って感じでいいな、静かなのはやっぱり落ち着くなと思いその後も雪の中を歩いてあたりを散策しました

 

まさか5月に雪景色を見るとは想定外ながら、こういう厳しいチベットの景色がやっぱり好きだと感じます

 

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チベット・アムド地方:郎木寺の芝生でくつろぐ少年僧

 

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チベット・アムド地方:一夜にして厳冬に戻った郎木寺の雪も少し溶けたころ