【ウズベキスタン】引き寄せられてシルクロード⑥
前回からのつづき・・・
areyoukiddingme.hatenablog.com
ブハラでの滞在を終えてウズベキスタンでのお目当てサマルカンドに向かいます
ブハラ▶︎サマルカンドまでは列車でわずか3時間ほど、暑さにやられて爆睡
サマルカンドは中央アジア、ウズベキスタンの古都。ステップ気候から地中海性気候への移行部特有の抜けるような青空とモスクのラピスラズリ色から「青の都」と呼ばれる。
3時間での移動はあっという間、列車内では寝ていたから体力を回復させて宿まで向かいました
中心部から少し離れたイルガショフ ゲストハウスは家族経営でアットホーム、広い敷地の庭があってなかなかいい宿です
今回のウズベキスタンでのハイライト的ポジション、サマルカンドのレギスタン広場の華やかさは他の街とは比べ物にならないほど堂々としていた
規模もオーラも別格なのが見てとれるし、サマルカンドの街がつくられてから2750年以上経っているらしい・・・
そんな昔から華やいだ街とは、シルクロードって本当にかっこいい
レギスタン広場を中心にしてあたりを歩くと右も左も前も後ろもすべてが美しかった
さすが青の都、サマルカンドブルーという言葉があるくらいだ
特にひときわ心を奪われたのがレギスタン広場にあるティラ・カリ・メドレセという17世紀につくられたイスラームの神学校で、もうぎっしりと金箔で施された空間になっています
ただ金箔が一面に貼ってあるだけじゃなくモチーフ、デザイン、細やかな技法にラピスラズリと豪華絢爛って以外の言葉はもう見つからない!
サマルカンドにはモスクやらメドレセやらいろいろあって識別がむずかしいけれど、ここは唯一無二でした
寄り道サマルカンド郊外
レギスタン広場を中心としたサマルカンドでの街歩きだけでも十分楽しいけれど、ここから少し離れた観光地にも足を伸ばしてみました
サマルカンド郊外で開催されている青空市場ウルグットバザールでの販売は車の部品に生活用品、食事となんでも売っている様子
ある一角で見つけたソビエト時代のフィルムカメラは眺めたあといったん去って、数十メートル歩いたところで振り返りました、手に取った瞬間好きだってなって7ドルで売り手のタジク人のおじさんから購入しました
旧ソ連のウクライナ製だと聞いて、動かなくても手元に置いておきたいと思えるほど一目惚れしたのです
ビビッとくるものってそうないから、こういう気持ちを大事にできる自分でありたいです
サマルカンド郊外にある別の場所では日本の団体が支援している?という和紙の工房、コニギルという施設まで行きました
ここはグーグルマップで調べても出てこないし街の外れにあったけど、静かで川のせせらぎが流れているところですごくよかった、記念に手紙セットを購入しておきました
久しぶりに水辺の光景を見たものだから涼しげでよかったです
そして最後、レギスタン広場から少し離れたところにあるシャーヒ・ズィンダ廟群
ここもすごい!御廟とはいえこんなブルーだらけで壮観でどこもかしこも美しいなんてアリなの、と思うほど
9世紀もかけてつくりあげたものだから、これだけ立派になるわけですね
もうサマルカンドの街は見どころに溢れていて悩ましいくらい
再・タシケント
タシケントに戻ってからも相変わらず暑いけれど、このまま外で過ごしたらぶっ倒れるんじゃないと思ったのはブハラが最高潮だった気がする
なので、タシケントに来て少し体力が回復できるわけですね
観光といえばそんなにしていないけど大きなドーム状になっているチョルスーバザールで最後の中央アジア、シルクロードをしっかり楽しみました
終わりまでウズベキスタンの青の青さは強烈だった・・・