【ハンガリー】圧倒される欧州③
前回からのつづき・・・
areyoukiddingme.hatenablog.com
ホッローケー村での癒されたトリップは終わって、宿泊先のブダペストまで戻ります
帰りのバスは1時間遅れてやっと来て、列車の駅まで行ってくれると思っていたのに、来た時と違うバス停で降ろされました
運転手さんが「ブダペストに行くバスはあっちだよ」と指を差した場所でしばらく待っているとバスが来てまた乗り込む、そうしてまたよく分からないブダペストの街のはずれに到着したためGoogleマップを使いまくっていると、途中でスマホの充電が切れてしまった
完全に迷子、かつ宿まで戻る相棒をここで失いました
風邪気味なのがじわじわエスカレートしていよいよ頭はフラフラ、外も暗いし余計に方角が分からなくなったので、タバコ屋に行ってiPhoneの充電をしばらくさせてもらいました
その店員さん、めっちゃパンクな男性だったけど命を救ってくれました、ありがとう
センテンドレ
センテンドレはハンガリー、ぺシュト県にあるドナウ川沿いでかつブダペストに近い都市。多くの博物館や画廊、芸術家で知られている。その美しい景観と利便な鉄道、船舶でのアクセスによってブダペストから立ち寄る訪問先としても著名である。
センテンドレ
ブダペストでまた数日間滞在したあと、アーティストの町と言われるセンテンドレに日帰りで行ってきました
ドナウ川を船で渡って1時間ほどで到着、大きな船だったから安定感があって、ギリメノ島での溺れかけの小舟とはわけが違います
船酔いもほとんどないまま、ロマンがある可愛らしい町センテンドレに着きました
周辺を歩いてみて思ったのは町並み自体の可愛さよりも可愛いお店が多く並んでいること
逆を言えばこの町、土産物屋ばっかりが並んでるんだねと言えるかもしれない
でもまぁ、可愛らしいということでそこはスルーします
あとハンガリーの郷土料理を食べに行った時はふつうに美味しかったのですが、日本で食べる洋食レストランとほとんど変わりがなかった
どのあたりがハンガリーらしさなのか教えてほしいわ、と思ったけれど日本のカツレツなんかが元々真似したからやっぱり原型はこっちなのか、とかまぁよく分かりません
思ったより滞在の時間はあっという間に過ぎていったし、それなりに見どころがあったということなんだろう
再・ブダペスト
なんだか休憩したくてヨーロッパをこのまま歩いても楽しめるか疑問でアイスランド?グリーンランド?大自然まで飛んでしまおうか、とかいまだに考えたりもしたけどそれでもしっくり来ず、結局引き続き中欧を旅することに決めました
おもしろいものはやっぱり自分で探さないとね、と言い聞かせながら
人混みや車の多さに疲れつつも、やんなきゃな〜とかヨーロッパがこんなに試練のような気分になるとは思ってもみなかったし、もっと気楽に楽しめるものだと思っていたのに
自分が良さを理解してヨーロッパに慣れないといけないんだよな、とも思いつつ・・・
そんな中ブダペストではじっくり過ごせる時間を設けたおかげで、少しずつ見える景色が変わっていったように思います
中央市場に行っては名物であるフォアグラが格安で手に入ったことから滞在中は何度も購入、日本では高級食材でも現地では1キロ2000円くらいで買えたのはいい買い物です
シェア飯で手作りのバルサミコソースを作りフォアグラを調理する、そんな些細な時間が楽しかったりしました
そしてドナウ川には朝・昼・晩と時間帯を変えては何度も訪れました
日の出から眺める国会議事堂のシルエットは美しかったし、夜景は今まで見たことないほどロマンティック、旧市街全体が輝いて見えたし歴史地区にどっぷり浸るのはなかなか幸せな時間でした