【ドイツ】圧倒される欧州⑥
前回からのつづき・・・
areyoukiddingme.hatenablog.com
ヨーロッパの旅もいよいよ板についてきました
アルプス山脈のチロル州で過ごした時間はやっぱり私には必要だったみたいで、心にゆとりができたしヨーロッパで過ごす自分にも慣れてきたのが分かります
そういえばシュトゥーバイタールではドイツの方言であるバイエルン語が話されているみたいですが、現地でよく耳にした「あっそう」という言葉、じつは日本語と意味は同じで「あっそうなんだ」というリアクションからくる言葉らしい・・・使い方がまったく一緒だったものだからすぐに「アッソウ」だけを覚えました
基本情報
国:ドイツ
ルート:⑴ミュンヘン▶︎⑵ケルン
期間:1週間
時期:8月
ドイツ
ドイツは中央ヨーロッパ西部に位置する連邦共和制国家。首都および最大の都市はベルリン州。欧州大陸における政治的・経済的な主要国であり、歴史上多くの文化・科学・技術分野における重要な主要国でもある。人口は約8300万人でこれは欧州連合において最大である。
ミュンヘンはイーザル川河畔にありバイエルンアルプスの北側に位置する都市。ドイツの連邦州であるバイエルン州最大の都市であり、同州の州都でもある。
オーストリア・インスブルック▶︎ドイツ・ミュンヘンまではバスで3時間程度であっという間に到着、国境越えという感覚もないくらいあっさりしたものでした
そうだ、出入国もパスポートチェックもないから余計にそう思ったんですね
ミュンヘンのバスターミナルに着く直前、窓の外を見ていたらたまたま予約していた巨大ホステルの看板を発見、単純ですごく近い場所にあったからグーグルマップで探す手間が省けてラッキーです
そのホステルのドミから見える景観は高くそびえるベンツとBMWのビルで、本場のドイツに来てるじゃんとさっそく思わせてくれる眺めでした
さて、ここではブダペストで知り合ったTさんとの合流地であったためホステルで待ち合わせしてから、ミュンヘンの中心エリアまで街歩きをしてみます
人が多く集まる場所まで行って、世界最大だか最古だかのビアホールに行って大きなジョッキに入ったドイツビールを飲んだり、ミュンヘン名物という白ソーセージを食べました
白ソーセージの見た目はひどかったけど味はすごくおいしい!
そして平日なのにあたりはものすごい人と活気で溢れている
まずこの土地に着いて真っ先に思ったのがこの堂々とした街のオーラ
誇りに満ちたような威風堂々とした空気を全身で感じ、これが先進国か・・・と素直に思った
先進国がなんだよと思っていたけれど、やっぱりすごい!
ドイツ入国前に少しでも会話のネタになればとミュンヘンとかドイツのどこかに所属していた日本人サッカー選手の名前を暗記していました
私はサッカーは好きじゃないけど、ドイツといえばサッカーが人気のはずだから質問されたときにすぐ答えられるように準備しておこうと思ったんですね
それで、案の定さっそくサッカーネタになったので、ふつうに知ってるのを装ってミュンヘンには◯◯選手がいたよね?と言っておきました
会話を弾ませるためにはほんの少しの情報収集も大事だなと感じました
それから街の賑やかなエリアから離れて公園や広場に行ったり、白ソーセージをリピートして購入したりとミュンヘンの街を堪能
3日間過ごせば十分でしょうということで次への行き先を悩んでいましたが、ケルンに決定、ものすごい大聖堂が見たいがためにケルンまで向かいます
ケルン
ケルンは人口約109万人で、ドイツではベルリン、ハンブルグ、ミュンヘンに次いで4番目に大きな都市である。市内にはケルン大聖堂があり、カトリック教会のケルン大司教の拠点がある。ケルン大学は欧州でも最古で最大の大学のひとつである。
ケルン
ドイツは広い、国内の移動なのにミュンヘンからバスで10時間は掛かるみたいです
早朝の移動ではパンを買ってTさんとしゃべって時間を潰す、それでもまだ到着までに時間はたくさんあるので少し寝たりしました
道中ではお昼休憩があるのかと思っていたら各街の停留所でストップする以外、休憩なしでびっくり
朝食分のパンしか持っていなかったのでお腹は空いてるし到着は2時間遅れの22時をまわっていてさすがに疲れました
予約しておいたアパートメントタイプの宿は郊外にあって、周囲は街頭もなく真っ暗
スーパーもレストランも開いていないし、宿のスタッフはいないしでけっこうハードな移動日です
その日は結局水しか口にできなかったので、翌朝近くにあったスーパーの開店時刻ぴったりの9時に入店
もうお腹が空きすぎてこの街に着いた喜びも感じる余裕はなかったほど
先進国とはいえ郊外のスーパーは安いようで安心、宿泊先でたくさんの野菜と栄養を摂ったあと、さっそくケルンの街中へ30分に1本しかない電車で移動です
ケルンに来たら一気に寒くなった気がする、暑いのも嫌だけど夏に肌寒くなるのもな〜
こうしてなかなか大きいケルンの駅に到着して、なんかスタスタ構内を歩いて出た先に突然見えたケルン大聖堂、巨大すぎ、圧巻のオーラ!思わず手で口を押さえてしばらく立ち止まってしまったほど
すごすぎる、このオーラはなんだろう、その前にふいに視線の先に現れたものだからただ驚きました
写真を撮ろうにも大きくて建物が高すぎて写真に収まらないと言っても大袈裟じゃないはず
大聖堂の中にも入ってみる、やっぱり広く天井が高い
中もすごいけれど、外観の堂々たる姿がかっこよすぎる
大聖堂を目の前にしてベンチにずっと座っていた時間は贅沢すぎる
もしこの街に住んでいたとしたら毎日でも見たくなるかな、きっとケルン大聖堂はこの街の誇りに違いない・・・
世界で1番美しい大聖堂って言ってもいいかな、いやまだ素晴らしい大聖堂は他にもきっとあるだろうけどね
衝撃的な視覚から入ったケルンではその後、世界最古で香水発祥の地?と言われる博物館に行ってみました
その前に簡易的な遊園地でぐるぐるとまわるブランコに乗ったものだから、Tさんは博物館でのコロンの香りと遊具の酔いが相まって路上でうずくまっていました
私も私でバブリーな香り漂う博物館では好みの香りを見つけられず残念、小休憩をしてから次はチョコレート博物館へ移動です
さきほどの拒絶してしまう香りから一転、館内全体に漂うミルクチョコの香りに癒されます
工場見学もたまに行くと楽しいらしく、広い敷地内をうんとまわってきました
エンタメが多かったケルンの街では飽きることなく過ごせていましたが、これだけは最後に見ておきたかった、ケルン大聖堂の夜景です
雨だったり疲れてたりでライトアップは後回しになってしまったけれど、ケルン最後の夜にふさわしかった、近くで見ても遠くから見てもやっぱりかっこよかった