【オランダ】圧倒される欧州⑨ -帰国まで-
前回からのつづき・・・
areyoukiddingme.hatenablog.com
ロッテルダムは南ホラント州にある基礎自治体。オランダ国内でアムステルダムに次ぐ第二の都市であり、世界屈指の貿易港であるロッテルダム港を擁する。アムステルダムに比べて近代的な建物が多い。
アムステルダムから電車に乗ってやってきました
ロッテルダムは近代的でアーティスティックな建造物が多いそう
といってもこの街もずいぶんコンパクトな様子で、さっそく名物のひとつであるマルクトハルという建物まで着きました
ここはフードコート、市場、住居を兼ねた巨大な建物でアーチ型の高い天井にはカラフルなフルーツや花のグラフィックが!これは一度見たら忘れられないユニークさです
そのマルクトハルの一角にあるコーナーでランチを済ませたあとは散策です
アムスとは違って現代的でアートな建物が並ぶなか特に目立つのがキューブハウスという黄色い建物、ここも住居スペースとして実際に住人がいるそうです
室内を見学することもできて今までのお部屋の概念を覆すようなトリックアートの展示にでも行ったかのような感じ、平衡感覚は大丈夫か?と住むなら足元に少し注意が必要そう
ざっくりとした観光なら、半日もあれば十分に周れるロッテルダムの街
橋の向かいにあるエリアは高層ビルがいくつも建ち並んでいたから、やっぱり現代的で新しい街なのかも
そしてどの街に行ってもどこを歩いても運河が見えてくるのは、やっぱりオランダっぽさを思わせてくれる
アムスから日帰りで郊外や他の街へとあちこち出向いています
そんな中、最後の小旅行に出かけたのはキャンプサイト
ここはウェスリーに連れてこられたので地名がまったく分かりませんが、レンタサイクルで行ったときザーンダムよりも距離があったので、けっこう遠くのエリアまで向かったと思います
夏らしくものすごいいい天気で家族連れがたくさん来ている
たしかオランダは夏の期間が短いと聞いているから、太陽を浴びて薄着で出かけるって自体がうれしいことなのかもしれないね
日中雨が降ったり夜になると私は上着を羽織っていたくらいだから、やっぱり普段は寒い国なのかも
そんなわけで気持ちのいい日差しと緑に囲まれた自然、最高です
そして所在地不明のこの地域でももれなく河に囲まれていて、どんだけオランダは河とともに街がつくられているんだって思いました
土地をうまく利用して開発したり、自然をうまく使ってアクティビティを楽しめる場所へと変化させていくオランダ、なんかそこらじゅうに暮らしのアイディアが溢れているみたいだ
私とウェスリーはカヌーに乗ってあたりを森林が覆うコースを漕いできました
川はほとんど動きがないので、転覆の恐れもないでしょう
ワニとか凶暴な野生動物もいないだろうから、穏やかなアクティビティを体験できました
帰国まで(アムステルダム)
オランダでの滞在は2週間を確保していたけれど、充実するあまり時間がどんどん過ぎていく
やっぱりアムステルダムは刺激に満ちてて歩いてるのが本当に楽しかった
昼の顔と夜の顔があって街の表情が変わっていく姿はなかなかおもしろい
昼は運河と花壇がならぶ爽やかな道を歩くのが心地よかったし、夜は妖しげでなにか起こりそうな気がすると思わせてくれた
そんなアムステルダム、やっぱり好きだ
そしてこの旅最後の夜、アムス中央駅近くのラウンジ屋上から眺める夜景は忘れられない
この景色に感動とかじゃなくて、旅が終わるさみしさとかこの先の不安とかそういった感じ
でも結果、ヨーロッパを旅できてよかった
最初は来てしまったことへの後悔とか、ただの先進国でしょとか思っていたけれど、素晴らしいものはやっぱり素晴らしかったし、行った国の人たちにはずいぶん親切にしてもらえた、そんなことを思いながら、今回の5ヶ月間の旅はもう終わる
アムステルダム▶︎モスクワ▶︎成田
モスクワから成田までの9時間半のフライトは異常に長く感じた
毎度思うけれど、機内アナウンスでそろそろ成田に着陸するとの案内は寝ぼけてるながらに
あぁ、夢が終わったっていつも思うこと・・・