Are you kidding me?

日本と海外の旅、それからオランダ移住

【マレーシア】長旅のはじまりはアジアから・・・

タイ・パーイの居心地よさに未練を残しながらも4ヵ国目のマレーシアへと向かいます

 

 

 

基本情報

国:マレーシア

ルート:⑴ペナン島▶︎⑵クアラルンプール

期間:2週間(世界一周中)

時期:12月,1月

通貨:リンギット

マレーシア

マレーシアは東南アジアに位置し、マレー半島南部のマレーシア半島地区とボルネオ島北部にある東マレーシア地区から成り立っている。熱帯雨林気候に属し、一年中真夏のような気候が特徴。また、多民族・多言語・多宗教国家であり、様々な文化や生活様式が見られる。

 

ペナン島

ペナン島マレー半島の西方、マラッカ海峡に位置する島である。対岸のマレー半島部分バタワースと合わせてマレーシア・ペナン州を構成している。

 

 

ペナン島

当初予定していたバンコク▶︎マレーシア行きの列車は年末も影響してるのか、すぐ売り切れるみたいで5日先まで切符が買えなかったくらい

 

マレーシア=到着駅はクアラルンプールだと勝手に思い込んでいたけれど、バタワース?どこ、そこ?から始まってバンコクファランポーンでは窓口でちょっと混乱しました

 

よく分からない地名だけどマレーシアに着くならそれでいいか、と指定された座席に乗り込み、暇なので外を眺めました

 

車窓から見えるのどかな風景と延々つづく椰子の木の光景、南に行くに連れて南国っぽさがさらに増したのと、列車内にはスカーフを頭に巻いたムスリムの女性たちをよく見かける

マレーシアってイスラム圏だもんな〜っと思いつつ、タイとは違った雰囲気に新しい国に向かってるんだなという実感が湧いてきます

 

列車は到着予定時刻の5分前に着きました

これ、ベトナムだったらあり得なかったことです

 

 

無事マレーシアに入国しマレー半島の謎の街バタワースから目と鼻の先にあるペナン島までフェリーで向かいます

島に加え南国という土地だからきっと綺麗な海が待っていると思ったらびっくり、ペナン島は全然キレイじゃない

 

そういえばバタワースでATMが見つけられなかったのでここで現金を下ろすことは一旦諦めて、姉から日本でもらったわずかなリンギットペナン島行きの船代とコーラを買えました、わずかなお金でもあってラッキー

 

 

目的地はペナン島の中心部地区・ジョージタウンです

年末ということもあって念のため、宿はBooking. comから事前に予約をしていきました

一泊目で泊まったGuest Inn Muntriは新しく清潔で広いしとてもいい感じ

1泊じゃもったいなかったな、と思うほど

 

 

一方、同じくジョージタウン内で泊まった別の宿には2度と泊まりたくない

やっぱり最初の勘は信じるべきで、嫌な雰囲気だと感じたなら動くのが正解だった

それは清潔感がないとかセキュリティの問題とか暗い感じがするとか何だってそう

嫌な予感が起きたことをそのまま放置しちゃいけなかった

 

その宿は1階にバーと呼べる程度じゃないいわゆる酒場になっていて2階が客室になっていました

ポジティブな印象をスタートから持たないまま個室へと案内される途中、共用廊下で南アジア系の男女が床で転がってるのが目に入り、この時点でなんかおかしいけどそのまま素通り

共用のシャワールームでは「このシャワーってどう出すんですか?」と聞いてみた男に急に腕をつかまれて「君は1人でここに泊まってるのか?」と言われました

 

気持ち悪いと思い部屋までサッと戻りましたが、その男は私の部屋をマークしてるようでした

その日の夜、外出先から戻って部屋に1人でいると、ドアノブがガチャガチャと強く開けるような音が聞こえてきたんです

 

私の心は「ぜったいあいつ以外ない」あの男以外、思い当たる節はない

何分間続けてドアを回そうとしてるのか、ドアが壊れるかこの部屋から私が出るかの2択しかもうないと思いました

 

まずは頭でシミュレーション、私がドアを勢いよく開けて猛ダッシュしてフロントまで降りる!ビビりな私は覚悟を決めて、思いっきりドアを開けました

走ってそのまま階段を降りればいいものの、部屋から顔を出して右をのぞいてみる、いない

左を振り返ってみる、そしてあいつは横に立っていた

 

恐怖!

もう声も出ないままフロントまで全力疾走してスタッフに説明もできないままリアクションをぶつけると周りの人が引いてるのがわかった、それくらい私は切羽詰まっていたんだと思う

 

少し落ち着いてから事情を話すとその男は宿泊客ではないこと、1階のフロント兼酒場の客だということが分かったとスタッフから聞いた

 

そもそも宿泊者以外が宿のフロアまで勝手に侵入できてしまうことは安全面がなってないし、その男やこの宿が一気に嫌いになったし、何より自分の勘と嫌な予感をスルーしたことに自己嫌悪に陥った、これがいちばん大きい

やっぱり最初の勘は信じるべきだったと強く後悔し、もう2度とこんな失敗は繰り返さないと決めました

 

 

マレーシア到着2日目でこんな目に遭ったものだから、ジョージタウンペナン島自体を心から楽しむ切り替えがいまいちできなかったかな

単純にあまり自分がこの土地にハマらなかったっていうのもあるかもしれない

 

滞在中、救われたことといえば食の豊富さでインド料理、中華、マレーシア料理など食に困ることはない、ってくらい充実したものでした

 

なんだかんだでペナン島には10日間ほど滞在したあと、夜行バスでクアラルンプールに移動

バス車内は無駄にゴージャスな内装で立派でしたが乗客が少なくてガラガラです

 

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マレーシア・ペナン島:ケーブルカーに乗って街を一望できるペナンヒル

 

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マレーシア:ペナン島からKLに向かうバス車内は冷凍庫レベルに冷やされている

 

 

 

 

クアラルンプール

クアラルンプールはマレーシアの首都。マレー半島南部の丘陵地帯にある。東南アジア有数の世界都市に数えられている。一般的にKLと略して称される。

 

 

クアラルンプール

夜行バス車内の空調が異常な中、数時間過ごしたものだから寒さは皮膚表面だけにとどまらず骨の中までギンギンに冷えました

ジャケットを羽織ったって眠れるわけありません

 

クアラルンプールに到着すると、こちらももれなく蒸し暑いうえ天気もよくない様子

クアラルンプールでは有名なタワー、ペトロナスツインタワーに行ったり、蝶の博物館にいったり、屋台料理を楽しみました

 

そうそう、ドリアンってニオイは強烈だけど味はとってもクリーミーでおいしい

最初は気持ち悪いと思ったけど慣れると食べたくて市場で探してしまうほどです

他にもマンゴスチンランブータンスターフルーツなど南国の果物はすごくおいしい

 

マレーシアでは食に助けられていたから、ご飯まで口に合わなかったら即この国から出ていたことでしょう

 

宿ではフィリピン在住の日本人とフィンランド人と仲良くなったので、いろいろ出掛けたりしつつクアラルンプールで新年を迎えました

 

この1年間はずっと旅ができるので、確実にいい年になりそうです