【沖永良部島】奄美群島の遊び方
以前、私が旅資金を貯めるために利用していたリゾバ.com のあとにも奄美群島で約3年間過ごしました
沖永良部島を皮切りに徳之島、奄美大島の順に滞在したので、短期旅行よりも少しくらいは現地の様子を知ってるはず、というわけで今回は沖永良部島の遊び方をお伝えします
過去のリゾバ体験はこちらから・・・
areyoukiddingme.hatenablog.com
今回はリゾバに興味はないけど、沖永良部島に行ってみたいという人向け
沖永良部島(おきのえらぶじま)
沖永良部島は鹿児島県の奄美群島に位置する島で、九州本島から552km、沖縄本島から約60kmに位置する。温暖な気候で年間平均気温は22.6度、奄美群島の中では冬の気温が比較的温暖で沖縄本島とほぼ同じである。
アクセス
飛行機:鹿児島空港より約1時間10分/1日3便
那覇空港より約1時間/1日1便
フェリー:鹿児島新港から約18時間/1日1便
那覇港から約7時間/1日1便
基本的には飛行機かフェリーのいずれかで島に着くのがメジャーで、私は沖永良部の滞在中はどちらも利用しました
個人的にはのんびり移動が好きなので、鹿児島新港から18時間の船旅も苦じゃなかったです
海の上は電波が不安定でネットが途切れることもあったし暇といえば暇かな
そういう時間も楽しめるのであれば、そしてじんわりくる船の傾きや揺れが気にならない人にはおすすめ、日中に見れる広大で深い青色の海は恐ろしくも美しい景色です
時間節約派は当然飛行機で、なんてことはなくあっという間に着いてしまいます
しかも船でも飛行機でも運賃に大きな違いはないので、ちゃちゃっと現地に着きたいなら飛行機です
あとはセスナ機も運航されているので、手っ取り早さを求めるなら候補としてアリですね
友人が一人でセスナ機に乗って那覇まで向かった時は小型の飛行機だからこそ?機体のバランスを保つため体重チェックをしたのちに座席が決まったそう
食文化
海鮮
海に囲まれている沖永良部島の海鮮といえば、サザエ類でコリコリした夜光貝は刺身やバター焼きにして食べるのが定番
その他イソマグロや南国らしいカラフルな魚も刺身として食べるけれど、日本海でとれる海鮮とは全然違うなという印象
ヤギ汁
沖縄と食文化が似ていることもあってヤギ汁も食べられるんですが、家庭や居酒屋でも作られています
味付けは主に塩か味噌か2種みたいですが、初めてのヤギ汁体験はとんでもなかった
なにこの獣臭!こんなくさいの食べれるわけないよ〜と肉のにおいよりも獣エキスがたっぷり溶け込んだ汁を飲むことの方がさらにキツかった
島の人が言うには「飲んだあとにヤギ汁を飲むとすっきりするんだ。シメにもいいよ。」と言っていたけれど、そんなわけないと思った
でも2度目の体験をした居酒屋では初回の衝撃はさほどなくて意外と食べられてしまった
これは耐性ができたのか塩か味噌かの調理法の違いかは分からない・・・
じゃがいも
沖永良部で作られるのは"春のささやき"という品種
じゃがいもなんてどこでも生産してるじゃん?と思ってたんですが、全国のどこより早く新じゃがの収穫が行われるそう
キャンペーンなのか4月頃になると島のあちこちの飲食店では春のささやきを使用したじゃがいもメニューが各店舗で打ち出されていてなかなかおもしろい
サトウキビ
南国っぽさ満載のサトウキビは島のあちこちで見かけます
サトウキビを使ったもので有名なのは黒糖焼酎で島の焼酎といえば断然黒糖焼酎です
泡盛が定番の沖縄とはここで違いが出てきたな、って感じがしますね
どこでもあるものだから、島の男の人がサトウキビをそのまま持ってきてかじりだした時は驚いたんですが、「ほら、食べてみなよ」と渡された時はさらに驚きました
観光地
ワンジョビーチ
和泊町にある美しい海が広がる海水浴場、いつ行っても人がいないくらい静かでプライベート気分が楽しめるスポット
沖永良部滞在中は寮からいちばん近い海だったこともあって”ワンジョビ”と勝手に呼んで親しんだビーチです
高い波がないし浅瀬がずっと続いてるから深い海が苦手な人でも平気そう
屋子母(やこも)ビーチ
知名町にある美しいビーチで、どこも綺麗な沖永良部の海でもトップクラスくらい
夏限定で流しそうめんが食べられるのが名物だし、屋根のある高台から日焼けを気にせず海を眺められるしおすすめ
フーチャ
ダイナミックに波が打ち付けるフーチャは潮吹き洞窟とも呼ばれる場所
フーチャの崖近くまで歩く道にもわくわく感があって楽しい
潮風に吹かれるのも気持ちがいいし浅瀬のビーチとは違った深いブルーの海が見れるのが爽快です
ビーチロック
静かな島の海でも一層ひっそりした雰囲気のビーチロックはサーフスポットとして人気
砂浜もあるけれど石灰質のゴツゴツした岩だらけなのでビーサンは必須、波の音を聞きに行くなら絶好の場所かな
笠石海浜公園
ふだんは海沿いにある大きな広場って印象だけどここのおすすめは、えらぶゆりと呼ばれるテッポウユリが満開に咲く春ごろ
島の象徴とも言えるほど100年以上にわたって島民たちが大切に育てているそう
四季を感じにくい南国では桜よりもえらぶゆりの開花の方が春が来たって感じがするのかな
宿泊
小さな島の沖永良部にもホテル、民宿、ホステルなど宿泊施設はちゃんとあるので大丈夫
周辺を歩いているとビジホや民宿が目立つ気がするけど立派で大型のフローラルホテルが建っているし、離れの古民家やペンションもあるみたいので探してみるといいかも
以前ではお世辞にも綺麗とはいえない建物が多かったけど最近ではおしゃれな宿も出てきています