【ウズベキスタン】引き寄せられてシルクロード⑤
前回からのつづき・・・
areyoukiddingme.hatenablog.com
以前、カシュガルで知り合った日本人からイライラさせられる国境越えと聞いていたけれど、意外にもなんてことはなくそのまま到着
基本情報
国:ウズベキスタン
ルート:⑴タシケント▶︎⑵ヒヴァ▶︎⑶ブハラ▶︎⑷サマルカンド▶︎⑸再・タシケント
期間:2週間
時期:6月, 7月
ウズベキスタンは中央アジアに位置する共和制国家。首都はタシケント。国境を最低2回越えないと海に達することができない二重内陸国のひとつである。また、ウズベキスタンの文化は多彩な民族・文化が混じり合うことで形成されてきた。現在ウズベキスタンで多数を占める民族はウズベク人である。
タシケントはウズベキスタンの首都で人口219万人と中央アジアで最大である。ウズベキスタン北東部、シルダリヤ川の支流であるチルチク川の流域に位置する歴史的なオアシス都市。
キルギスの出国前に現地通貨のキルギス・ソムからウズベク・スムに1万円分近く両替をしておいたけど、損しているらしい
闇両替だと安く済むと聞いたけどなんのことかよくわからなかった
ウズベキスタンの通貨に換金するとものすごい札の数!まるでパッと見お金持ちのようで、財布の中に収まりきらずサブバックの別ポケットにつっこんだくらいです
とは言っても日本円に換算すると大したことがないという不思議な感じ
そしてウズベキスタンでは6月の時期がいちばん暑いらしくタシケントも例外なく日差し強すぎの気温高すぎでもう参りました
ここではキルギスで知り合った日本人と合流するため、トップチャンホステルに泊まることに
といってもその日本人は次の日に出発するので半日過ごしただけで解散です
タシケントは国際都市?と言われているみたいだけど、街を歩くとそんな感じはしなかったなぁ、なんかふつうの地方の街って感じだったし、地元の女子学生から声をかけられたので外国人はめずらしがられてるのかなって印象を持った
ここでは次の街にいくため、列車のチケットを買いに駅の窓口まで向かいました
出発より2日前だというのにビジネス席しか空いてなかったみたいだけど、本当かな
実はエコノミー席も残ってるとかそんなんじゃないよね、と思いつつ早めに買っておいてよかったとなりました
ヒヴァ
ヒヴァはウズベキスタンの都市。16世紀初頭から20世紀初頭まで存在したヒヴァ・ハン国の首都であった。ブハラと並ぶ中央アジアの宗教都市であり、「聖都」の名で呼ばれる。ヒバの旧市街イチャン・カラは1990年にウズベキスタン国内で初めて世界遺産に登録された。
ヒヴァ
タシケントを19:30に発って翌13:20にウルゲンチに着き、17時間かかって到着
夜行寝台はクーラー付きで快適だったけど、少し肌寒かったくらい
目的地であるヒヴァまで行くためにウルゲンチ駅で降りる必要があります
列車の中で一緒だったウズベク人がタクシーをつかまえてくれて、5000スム($1,9)でヒヴァまで行ってもらうことに、乗客私1人なのに220円?
ウルゲンチからヒヴァまで25kmも離れてるのにそんな安くていいの?と疑ったけれど、本当に5000スムを受け取ってタクシーは去っていった・・・やっぱりいいんだ
たまにはシングルに泊まりたい、と思って予約しておいた宿はラリオパ ゲストハウス
とんでもなく暑いヒヴァで綺麗な部屋で冷房ガンガンの部屋、最高でしかない
気温が少しマシになった夕暮れからヒヴァの観光ハイライト、イチャン・カラまで歩いてみました・・・もうすごい!ずっとこれが見てみたかった、鮮やかなこの色彩しびれるわ、美しすぎる
高い城壁に細い路地から差し込む夕日、それに反射して見える通りすぎる人たち、これは特別感がありすぎる
なんとこのイチャン・カラの街、2500年前からあるんだとか
歴史が深すぎ、タイムスリップ感がとんでもない!
毎日暑くて日中は外に居られないから、早朝と夕方に主に出かけました
観光地で世界遺産なのにすれてない街並み、地域住民にすごく好感が持てた
そういえば気温40度で超えで思い出したけれど、インドは湿度でジメッジメの43度、ウズベクは乾燥地帯のカラッカラの43度、湿ってるのも不快だけどドライもきついな〜
どちらのほうがマシということもなくどちらもアウトでした
気温的に厳しいことは間違いないですが、そうも言ってられません
ウズベキスタンの1番メジャーなサマルカンドならわかるんですが、こんな小さいヒヴァの街ですでにこのオーラとは、ウズベキスタンの旅がますます盛り上がる予感大です
ブハラ
ブハラはウズベキスタンの都市でブハラ州の州都。古代より栄えたオアシス都市で、1993年には、旧市街地がユネスコの世界遺産に登録されている。人口は約23万7千人。
ブハラ
3日間ヒヴァに滞在して、ブハラに向かいます
列車では行けないらしいから乗り合いタクシーを利用して行くことに
すごい高くなるんじゃないかと思っていたけど、4人いたので1人19ドルで済みました
メンバーは知らない日本人の中年男性とフランス人女性、ウズベク人女性と私の4人です
まぁなんかまとまりのないメンバー構成ですが、砂漠地帯をそのままぐんぐん進んでいきその車が停まれば、それ以外一切風は吹いていない
とんでもなく暑くても風が吹いてくれるなら少しはマシになっていたはずだけど、その風すらもない
通常は5時間から7時間で着くとのことでしたがなぜか9時間も掛かっていました
そして日が傾いて夕方になってもまだ暑いってどういうことだ
明らかにヒヴァより気温が高い土地だと分かります
ブハラで予約しておいた部屋は安さだけが取り柄っぽい宿だけど、ローシーズンのためかドミ料金で個室を使わせてもらいました
微妙に汚くてスタッフがいまいちだったけど、冷房があるのでもういいです
ヒヴァに比べるとブハラの規模は4, 5倍ほど大きく感じるかな、とても広いし土産物もたくさんあるしいかにもひらけた観光地って印象
さすがシルクロードのオアシス都市というだけあってブルーに染まる建築物はどこをみても綺麗で細部まで美しかった
こんな酷暑の時期だから気付けたのかもしれないけど、ウズベキスタンにある建築がなぜブルーなのか分かった気がする、色彩って重要なんだね
ブハラの店には伝統工芸であるハサミや食器、スザ二と呼ばれる刺繍のアイテムなどが並んでいてどれを見ても素敵ですが、荷物を増やしたくないし買いません
それでも唯一惹かれたのはシルクのハンドメイドのじゅうたん、でも30万円越えでは旅はゲームオーバーになるのでこれも無理です
日中に外を歩けば1時間でギブアップしてしまうくらい、気温48度にも達したブハラの酷暑ですが、旧市街からながめる景色は本当にきれいだった