【キルギス】引き寄せられてシルクロード④
前回からのつづき・・・
areyoukiddingme.hatenablog.com
2泊3日で大満足したコチコルの旅を終えても、ウズベクビザの受け取りまでもう少し時間が掛かるので、次の村まで小旅行に行くことにしました
ケミン
ケミンはキルギス北部のチュイ地方にある細長い地域である。人口は48,360人。チョンケミン渓谷とチュイ渓谷の東側に位置する。イシククル湖とも近くカザフスタンとの国境にも近い。
ケミン
東バスターミナルからマルシュで2時間半かけてケミンに到着
キルギスのおなじみ、CBTのオフィスがあるものだと思って余裕でいたけれど、終点が野原に着いてあせりました
さすがの田舎でもバス停に着けば少しくらい人の流れがあるものだけど、ここは原っぱ・・・
こんなところでどうしたものか、バスの運転手さんからヌルダン氏の携帯番号にかけてもらって泊まれる場所を知りたい、と通訳してもらいました
田舎すぎてオフィスすらないというわけで、直接紹介された民泊先まで歩いて行くことに
これは教えてもらわなきゃたどり着けない小さな集落、でもこういう素朴さは好きですよ
女主人のリラさん宅は過去にCBTのホームステイでベストアワードを受賞されているらしかった
リビングにその表彰状が飾られていたので、これは期待できそう
なんかよく分からないケミンでものんびり、のんびり、キルギスの自然って本当に好きだな〜
今回で最後のキルギスの旅だと思うから思いっきり味わっておかないとということで、翌日は乗馬しに出かけます
ホーストレッキングの手配はリラさんの近所の人が案内してくれるとのことだったから、スムーズに馬の確保ができました
どっちにせよこんな田舎で馬が足りないなんて心配は不要そうですけど、今後他の国に行ってもホーストレッキングする機会はないだろうということで
コチコルでは泊まりがけで乗馬していたから、お尻の痛みも馬が歩く振動が体に負担がくることは予期できています
それでもやっぱりこの景色には勝てない、丘にいくと赤色のポピーがまるでじゅうたんのように広がっている、おまけに蛍光色のようなはっきりとした色をしている
そしてあたりには無数の大麻も同時に自生している
いきいきとしている植物に囲まれてもう至福の時間のだった
十分に楽しめたキルギスでの自然、私のイメージする馬、豊かな緑、ユルトを体験できてもう存分に味わえました
再・ビシュケク
ビシュケクに戻ってヌルダン氏の団地まで戻ってきました
Wi-Fiは早いし自炊ができて野菜がいっぱい摂れるのでうれしい
ウズベクビザ申請の期間中をうまく利用して、空いた日数で上手く旅ができたと思う
文句なしに楽しめたキルギスに満足です
中央アジアの中ではビザが不要で他の国のビザを取得するため長く滞在することになる国だけど、無駄に過ごすだけではもったいない、こんな楽しい地域がキルギスにあると知った今はビザ待ちの場所にするだけじゃもったいないと思います
今回は長期の旅ではないし、モチベーションを持ったままあちこち行けるのもあるかも、私には半年くらいの旅が向いてるかもと思ったり
そしてビシュケクの西バスターミナルからウズベキスタンの首都タシケント手前の街まで行く国際バスで次に向かいます
以前ここを通った日本人から相当イライラする国境越えと聞いているから、どうなるんだろうという感じでバスに乗り込みました