【キルギス】ユーラシアの内陸で味わう開放感①
アジアに8ヶ月いて、抜けたと思ったらまた逆戻り
私はここに来て西ルートで周る世界一周をやめた
トルコからエジプトに行かないにしても、ヨーロッパや中東に入るなりして世界一周はできる
でも気づいた、なんか違った、行きたいところに気の向くまま旅するほうが重要だって
世界一周を目標にするのは私には合わないし、そんな目標はそもそも要らなかった
これは世界一周が作業になる恐れがあると気づいたから
そんな自分の心に従いつつ、13カ国目のキルギスに突入です
基本情報
国:キルギス
ルート:⑴ビシュケク▶︎⑵オシュ▶︎⑶再オシュ▶︎⑷再ビシュケク
期間:2週間
時期9月
キルギスは中央アジアに位置する共和制国家。内陸国でカザフスタン、中国、ウズベキスタン、タジキスタンと国境を接する。首都であり最大の都市はビシュケク。また、旧ソビエト連邦の構成国であり、人口600万人のうちキルギス人が過半数を占め、少数派のウズベク人とロシア人がこれに続いている。
ビシュケクはキルギスの首都。同国を構成する特別市である。人口98万人、夏は晴天が続き冬は寒冷でしばしば積雪をもたらし大雪となることがある。過去には最高気温が42.8度、最低気温は-34.0度を記録している。
イスタンブール▶︎ビシュケクの機内に入るとアウェー感がすごくて、航空券を取ったのは自分なのにどこかわけの分からない場所に連れていかれるのでは、と少し余計な心配をしてしまいます
イスタンブールっていう巨大な国際都市から行くから余計そう思ってしまうのかも
どこだよ、っていう首都ビシュケクのマナス国際空港に到着すると案の定の規模の小ささ、空港特有の騒がしく人が行き交う印象もなくサラッと空港の外へ出ました
私はいまキルギスに着いてより自由になったと思う
西に進んでいく世界一周の旅をやめた途端、何が待っているんだろうって楽しみで仕方なくなってきた
目星を付けたおいた宿は有名な宿、南旅館です
ビシュケクで有名な日本人宿といえばサクラ ゲストハウスか南旅館の2つだと思うけど、本がたくさん読めるっていう理由から南旅館にしました
旅館といいながらただの団地で、フルシチョフカと呼ばれる旧ソ連時代の集合住宅の一室です
扉をノックするとおばあさんが出てきたので最初は日本人かと思いました
人によっては日本人と似た顔つきのキルギス人もいるみたい
南旅館で出会う人たちは濃くて個性的な人が多い印象、団地というだけあって近くにはスーパーがいくつかあって便利だしバザールにも行けるから食べ物に困ることはまずないです
この時期はイチゴのシーズンらしく、どこの商店にもイチゴのタルトが売られていたのでよく買って食べていました、スイーツもなかなか美味しいね
ビシュケクに来たからにはタジキスタンのビザを取っておこうと、午前中にタジク大使館に行って即日75ドルで取得です
オシュ
オシュはキルギスの都市。同国南部に位置する国内第二の都市でしばしば「南部の首都」と形容される。人口は22万人で、キルギス人、ウズベク人、ロシア人、タジク人、その他少数民族から成る。また市街地には中央アジア最大の青空市場があり、活気がある。
オシュ
ビシュケクから乗り合いタクシーで12時間、途中ユルトや放牧された馬たちに草原、きれいな湖が見れた
南旅館に続いて団地の一室にあるオシュゲストハウスも相当分かりづらい場所にあるな
中央アジアは旅しづらいというけど、本当にそうだと思う
ツーリストバスがあるわけでもなく街には英語表記が少なくてキルギス語、ロシア語のキリル文字が並ぶからなんのこっちゃ状態
目的地に向かう車を見つけて安く行くには同乗者を探すことですが、一人旅の人には少し負担かもしれない
4人乗りの車が定員になれば4等分できるだろうし、最低でも1人は見つけて割り勘にしたいところです
山岳地帯ならではの天候か、さっきまで晴れていたのに急に雲がかかって寒くなったり空模様も大きく変わるみたい
走行中の景色はひたすらワイルドなので寝てる暇なんてないですよ
私はずっと車から外を見ていました