【エルサルバドル】ラテンパワーの虜に・・・⑦
前回からのつづき・・・
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エルソンテ
エルソンテは沿岸部にある小さな町で、ビーチはエルサルバドル屈指のサーフスポットとして知られている。旅行者が増えつつある現在でも本来からあるのんびりとしたビーチスタイルは変わっていない。
エルソンテ
サンタアナ▶︎エルソンテに向かう途中、サンタアナで知り合った日本人Mちゃんと韓国人Cとチキンバスの車内で偶然再会をしました
最初は目的地が違っていた2人ですが私が行きたいと思ってる場所があることを伝えると2人も便乗することに
目的地のエルソンテへ着く少し前からビーチがどんどん見えてきて南国感が増していきます
サーフスポットとして名所なので当然だけど、波が高くて入れる気はしないな
ここは日本人とエルサルバドル人のハーフであるサブローさんが営む宿、ホリソンテが目的で来たんですね
住所とかよく分かっていなかったけど、適当に歩いてたら看板はすぐ見つかりました
複雑な道でもないし入り組んだ建物もないので、勘で着けるほど素朴なエリア
ホリソンテの敷地内はとても広くてペットの犬にイグアナ、オウム、インコなど動物王国のようだった
しかも1階には大きなプール、2階には海を見渡せるジャグジーのような浅いプールがあるという贅沢さ
部屋の個室こそ安宿らしいただ寝るだけのベッドが置いてあるけれど、これで10ドル程度とは安すぎる
しかも私の旅は終わりに近づいているから、もう節約を意識しすぎる必要もなかったっていうのもある
ビーチ沿いに行くと地元の人たちやサーフイン目的の欧米人をちらほら見かけました
結局波が高いからウティラのように海の中には入れず、眺めるだけだけど
でも宿にプールがあるしシーフードだって近所で食べられるからそれだけでじゅうぶん
ラ リベルタード
ラ リベルタードはエルサルバドル南西部の太平洋岸にある湾岸都市である。近くにはリノベーションされた19世紀の桟橋と鮮魚市場があり賑わいを見せている。また西側にあるエルタンコビーチは絶えず高い波があることで知られる。
ラ リベルタード
エルソンテの滞在ですっかりフレッシュな海鮮に味を占めたことから、さらに欲が出てきました
この旅で寿司や刺身はもってのほか、生のサカナを食べる経験はかろうじてメキシコでのセビッチェくらい
ずーっと長いこと食べていなかった欲がエルソンテでようやく満たせたのです
でもまだまだ、おいしい海鮮を求めるならリベルタードへ行こう!というわけでバスに乗ってやってきました
市場を歩くとずらりと並んだ魚、漁師、買い物客など活気のある雰囲気です
リベルタードでのお目当てはもちろんシーフード、特に生牡蠣を求めていたから、昼ごはんはエビのグリルに生の貝、海鮮のミルクスープにセビチェを食べてもう満足・・・
食べ物がおいしい国って最高だな、食で人は幸せになれる、なんてことを思いながら、晩御飯の分として海鮮を買って帰り、ホリ ソンテまで戻りました
食だけのための旅ってのもなかなかいいものです
サンミゲル
サンミゲルはエルサルバドル東部のサンミゲル県の県都。同国で4番目に人口が多く、約19万人が暮らす。町の近郊に標高2,129mのサンミゲル火山がそびえ立っている。
サンミゲル
エルソンテでの滞在を終えて、ふたたび1人旅になりました
なんか1人がすごく久しぶりのような感覚ですが実際はそんなことはない
サンミゲルまで来たのは次に行くニカラグアまでの経由として宿泊します
その日のうちに行けないこともないだろうけど、一気に移動すると疲れるのでこの街で休憩
目星を付けておいた宿があったけど、場所が分かりにくかったのと翌朝すぐ移動してしまうからという言い訳でバスターミナルの横のホテルに適当にチェックイン、真夏のような暑さでしんどいのもあるな
ここではネットでサンミゲル▶︎ニカラグアの国境までの行き方を調べたりと次の日に向けて過ごしました
【エルサルバドル】ラテンパワーの虜に・・・⑥
前回からのつづき・・・
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ホンジュラス・コパン ルイナスを出発して一度グアテマラで途中乗り換えをし、22カ国目のエルサルバドルへにやってきました
この日は3回ローカルバスを乗り継いで移動したのですが、道中うっかりうたた寝・・・盗難を防ぐために移動中の車内では寝ないと決めていたけれど、あっマズい!と反射的に目を覚ますと周りの乗客も全員うたた寝していました
そんなわけで平和な移動時間、ホンジュラスと同じく治安はどうなんだってな感じの疑問を抱えてまたバスに乗り込みます
基本情報
国:エルサルバドル
ルート:⑴サンタアナ▶︎⑵エルソンテ▶︎⑶リベルタード▶︎⑷サンミゲル
期間:10日間
時期:2月
エルサルバドルは中央アメリカ中部に位置するラテンアメリカの共和制国家である。中央アメリカ5カ国のうち唯一、太平洋のみに面し、カリブ海と面さない国家である。首都はサンサルバドル。
サンタアナ
サンタアナはエルサルバドル北西部のサンタ・アナ県の県都。人口は22万人で国内第3位の都市である。7月17日から26日までの「7月の祝祭」期間には、県の守護聖人サンタ・アナをたたえて祭りが行われる。
サンタアナ
ホンジュラスを出発してエルサルバドル側にイミグレに到着、まわりの視線がやけに冷ややかに感じたなぁ
少し歩いたところに”サンタ・アナ”とボードに書かれたバスを見つけたので、乗ってみた
私はてっきり終点がサンタアナだと思っていました
着くはずの時間になっても全然到着する気配がなくて、途中からなんとなく気づき始めたころにはもう遅い、予感どおりサンタアナはとっくに通過していた
そしてバスは終点である首都サンサルバドルのバスターミナルに到着しました
入国して早々なんというミス、もう夕方だし暗い時間に街を引き返すのも嫌だしな、今日はサンサルバドルに泊まって移動は明日にしようかな、としばらくターミナルで立っていました
すると近くにいたタクシーの運転手が「まだサンタ・アナ行きのバス出てるよ」と助言
よし、乗ろう、サンタアナまでやっぱり戻ろう、とこのままバスを待つことに
その後すぐにバスが来て無事に乗車、今度こそ寝ないように注意です
サンタアナにバスが着いた頃にはすっかり外は暗くなっていてけっこう恐怖、今から歩いて宿に向かうなんてきついなと思ったので、タクシーってターミナルで待機してない?とバスで同乗していた地元の少年に聞いてみた
「バスターミナルで待っててもタクシーはいないから呼んであげる」とスマホを取り出し手配をしてくれたのです
しかもその少年は呼んだタクシーが到着するまで一緒にそこで待ってくれるという優しいお方・・・彼がいなければ私はどうなっていたことだろう
まさに捨てる神あれば拾う神ありである、本当に助かりました
さて、思いがけずサンタアナでの到着が大幅に遅れ目的の宿だったCasa Verdeまでもうすぐ
ここはコパン ルイナスで出会ったイギリス人からすすめられた宿でもあります
「エルサルバドルに行ったらサンタ・アナにあるカサ ベルデはぜったい泊まったほうがいいよ〜!10ドルでプール付いてるしオーナーのカルロスが最高だよ」とイギリス人3人が絶賛するほど
こんな遅くに入ってきてすいません、ってな感じで入るとオーナーのカルロスが迎え入れてくれました
「晩ごはん食べた?」と言って私が食べてないと伝えると、荷物を置いてさっそく近くの屋台まで連れていってくれることに
この時間1人で出歩くと危ないから、と食べ終わるまで待っていてくれました
宿の中庭には大きなプール、日差しがたっぷり入るバルコニー、2段ベッドじゃないドミなどけっこう広くていい感じ、キッチンも大きくて全部清潔だしね
エルサルバドルは何もないところだと思っていたけど、意外にも湖や火山のトレッキング、サーフィンなどのアクティビティが数多くある国ということが判明
カサベルデで知り合った欧米人たちと火山があるサンタアナ山(サンタアナ ボルケーノ)までハイキングに行きました
道中はけっこうダイナミックな風景が広がっているけど道は安全だし、アメリカ人の年配女性も楽しんでいたくらいだから難易度は低めなはず
入浴剤のような緑色の頂上付近まで行くと、ゆで卵ボイルしてる?ってくらい硫黄の匂いがモクモクと漂っていました
気候も天候もベストで植物を観察したり、散歩気分でのサンタアナ山のハイキングは楽しかったです
あるときはカルロスが「日曜日にみんなで湖にクルージングしに行こう」と誘ってくれました
カルロスの友人が船をもっているから出してくれるとのこと
カサ ベルデの滞在客13人くらいとカルロスの友人3人とでコアテペケ湖というところまで行きました
ここも火山でできた湖と言っていたな、エルサルバドルには火山が多いのかもしれないね
そしてこのコアテペケ湖はメキシコの芸能人や国内セレブの別荘地として人気の湖らしかった
涼しいし静かだし泳ぐこともできるから別荘の土地にいかにも向いていそうだ
こんなにアクティブで自然豊かな街だったとは、サンタアナ
バス停までカルロスが見送りにきてくれた、宿が素敵だとその街はさらに素敵に思えるもの
あっという間に5日間は過ぎて、カサ ベルデともお別れです
【ホンジュラス】ラテンパワーの虜に・・・⑤
前回からのつづき・・・
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リビングストンでの休暇中にこの先のプランを考えていました
ここまで来たら南米行きたいな〜ともちろん思っていましたが、中米に来れることなんて今後なかなかないだろう、ということでこのまま中米に残ることに
基本情報
国:ホンジュラス
ルート:⑴オモア▶︎⑵コパン ルイナス▶︎⑶ラ セイバ▶︎⑷ウティラ島▶︎⑸再・コパン ルイナス
期間:3週間
時期:2月
ホンジュラスは中央アメリカ中部に位置する共和制国家。西にグアテマラ、南東にニカラグアと国境を接しており、北と東はカリブ海、南はフォセンカ湾を経て太平洋に面している。首都はテグシガルパ。
オモア
オモア
中米の都市だけを周るTICAバスの利用はせずローカルバスで中米を周ってみようと思う
北米や南米と比較しても見どころは少なそう、と想像してしまうし、強盗や殺人も多くて治安が悪いと言われているけど、本当のところは行ってみないと分からない
ビクビクしながらホンジュラス側に入国をすると、怖い要素なんてないようなただの田舎の国境の町、そこからオモアへと来て目星を付けておいた宿に迷いながらも到着です
オモアでの目当てはのんびり過ごして沿岸部にある町ならではの新鮮な魚を食べること
とはいえこんな何もない町でなにをする?ってなったので初めての釣りに挑戦です
オモアの桟橋近くに集まる地元民は最初見知らぬアジア人(私)がやってきたので、あれ?って雰囲気でしたがそんな空気も束の間、釣りを勧めてくれたのはオモアの人たちでした
こんなところでも釣れるのかと海を覗き込んでみるとさすがカリブ海の透明度!小さいながらもたくさんの魚がいるのが見える
初日こそ釣れなかったものの4日目以降はたくさん釣れるようになって楽しくなってきました
みんなが手取り足取り教えてくれたしオモアの人たちは私を部外者扱いすることなく話しかけてくれたおかげで私のスペイン語はぐんと伸びた気がする
グアテマラでのスペイン語教室が今になって活かされたのかもしれない
あっという間に周囲のホンジュラス人と打ち解けてある時はボートで沖まで連れていってくれたこともあった
逆に釣れなかったけどね、カリブの海にいるんだって喜びとホンジュラスに来れてよかったと思えた
彼らから見て突然アジア人がやってきたものだから驚かれるかも、なんて最初の心配はまったく不要でありました
そして当初のお目当てだった新鮮な魚は刺身にして、フライにしたりと自分で釣った魚はやっぱり美味しい!
ここは村なのに島のような時間が流れていて、想像どおり何もない町だけどこんなに充実して癒されることはなかった1週間だった
コパン・ルイナス
コパン・ルイナスはホンジュラスのコパン県の基礎自治体である。グアテマラの国境近くに位置するこの町は、コパン遺跡を訪れる観光客にとっての主要なアクセス拠点である。
コパン・ルイナス
恐怖であるはずの殺人発生率世界一の都市サンペドロ スーラを無事に経由してきました
普段ならローカルバスでの移動に楽しいと思うことは少ないけれど、中米ではすごく楽しい
たぶんそれは特別な観光地が大してないと分かっててここに来てるわけだから、その分他の身近なものを見て楽しむためだったりする
オモアからバスを2回乗り換えてコパン ルイナスに到着、特にここでの目的はなくてただ街を歩いてみたかっただけ
すれ違う人がいろいろ話しかけてくれて、メキシコやグアテマラとはまた違ったホンジュラス人の大らかさ、フレンドリーさとハートがある人たち
ここの時点で1年と3ヶ月旅してきて私の中でホンジュラス人はトップ3に入るほど本当にいい人たちばかり
コパン遺跡なんて目もくれず、宿の屋上で出会ったイギリス人3人のグループはこれから私がエルサルバドルに行くというと向こうでのおすすめの宿を教えてくれた
やっぱり生の情報は大事だな、参考になるわと思っているとイギリス人から「いっしょにウティラに行かない?」と誘われました
この間まったく同じ方向のオモアからコパンまで来たばかりなんだけどね、まぁいいかと乗ってみることに
中米の旅のテーマは流されてみること
その時の流れに乗って身を任せてみようかなぁと思っている
ラ・セイバ
ラ セイバはホンジュラス北部の都市。人口18万人でホンジュラス第3の都市である。カリブ海に面し、プエルトコルテスに次ぐホンジュラス第2の湾岸都市でもある。
ラ・セイバ
ローカルバスで行けばもっと安く行けるものの、一等バスでの移動はやっぱり快適だ
同行者のイギリス人とともにバスに乗り込みコパン ルイナスを発って9時間ほどかけてよく分からない町、ラ セイバに到着です
そろそろ帰国が近づいている今、東京行きのチケットを取らなきゃな、緊張するかもなと思っていたけれど案外ふつうに航空券を購入できた
旅の後遺症というかクセになってしまっていたんだけど、どこかの国の航空券や列車の券を取る前は必ずビザが必要かを調べてからにしている
今回、東京行きの航空券を買う前も日本行きのビザが必要かを調べてしまっていて・・・
いや、私日本人じゃん
母国だからビザいらないじゃん、と我に返ったラ セイバでの出来事
ルーティーン化すると指が勝手に動いてしまうからこわいなぁ
ところでラ セイバに来たのはただの経由で以前滞在したオモアからも近い沿岸の町で、ラテンのノリ、カリブを思わせる賑やかな雰囲気でした
ここで帰国の航空券を買ったからには、あとは残りを悔いのないように楽しむだけ
ウティラ島
ウティラはホンジュラスにあるベイ島のひとつ。珊瑚礁が多くダイビングスポットとして知られている。また、多くの自然とナイトライフが充実していること町でもある。
ウティラ島
コパンルイナスを出発してから長かった、ようやく目的地のウティラ島に着きました
もしオモアにそのまま居たら近い距離で移動できたんだろうけど、長旅でした
さすがカリブの海、ウティラはすっごくきれいでインドネシアのギリメノを思い出した
この島は欧米人にとって定番のエリアなのか、地元民はいる?というくらい旅行者や働いてるスタッフはヨーロッパからの人が多かった
だからナイトライフも充実してるんだろう、スポーツバーにクラブやらの店が立ち並んでる様子
でもカオサンみたいにごちゃごちゃはしてないし適度に町は栄えてるね、程度です
あとはダイビングのライセンスが格安で取れるらしくそういうのも人気のひとつらしい
海に行ったりシュノーケリングをしたときカラフルな魚やめずらしいカタチの魚、360度どこを見渡しても海の中での視界は魚に囲まれていて驚きだった
イギリス人の言葉を借りるならFuck!です
それぐらい海の中でびっくりしたとのことでした
私は滞在中、ほとんど海にいたためカメラやスマホは持ち歩かず写真も撮りたくないほどその瞬間をずっと楽しんでいたけれど、私からしたらこっちのほうがファックです
こんな島2度と行けないのに撮ってないなんて・・・でも素敵なトリップになってよかったです
再・コパン ルイナス
コパンに戻るためローカルバスで行こうとするも同行者のイギリス人から一等バスの予約をしたほうがいい、と念を押されコパンにひとり戻ってきました
また今日からひとり旅です
前に泊まったホステルにまた行こうかな、とも思いましたが他にも良さそうなホステルを見つけたので別のところに泊まってみました
田舎だから宿の選択肢は少なそうに思えるけれど、一応世界遺産があるコパン遺跡の拠点の町だから、意外と充実しているようです
ホンジュラスで過ごすのはこれが最後、翌日には国を出るけどもう少し居たい気持ちを抑えてエルサルバドルに向かいます
何度も思うけど中米でのローカルバスの移動が楽しすぎる
ホンジュラスに入国するまでは嫌だったらすぐ出ればいい、怖い空気しか感じないならすぐ去ればいいと決めていました
そんな思いまでして居座る必要はないし、何より私がホンジュラスで楽しめたのは田舎の町ばかりを選んだからだと思う
治安の悪い首都テグシガルパや殺人発生率世界ワーストの第2の都市サンペドロ スーラは行きませんでした
ホンジュラスをとても好きになれた今も大都市に泊まる勇気はないなぁ・・・
というわけで地域次第では充実した旅を過ごせるホンジュラス、始まりから終わりまでホンジュラス人は最高でした、ありがとう
【グアテマラ】ラテンパワーの虜に・・・④
前回からのつづき・・・
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ティカル
ティカルはグアテマラのペテン低地にあった古典期マヤの大都市である。マヤ文明の政治、経済中心都市として紀元4世紀から9世紀ごろにかけて繁栄を極めた。ティカルの遺跡は1979年に世界遺産の複合遺産に登録された。
ティカル
ティカル遺跡には個人でも行けるけれど、朝日を望む日の出前からの入場はツアー以外では認められていないそう
私は個人で行こうとしていたけどせっかくなら早い時間から向かいと思っていたので、フローレスにある旅行代理店で申し込みを済ませておいた
ピックアップバスが深夜の3時に来てくれてド深夜にバスは出発、参加者の欧米人たちも全員眠そう、まだまだ夜だもんね
闇夜を走るバスは1時間と少しばかりかけてまだ暗いうちにティカル遺跡へと到着しました
真っ暗闇の道をひとりずつ懐中電灯を持って遺跡のなかにずんずん入っていくなんて滅多に体験できないこと、誰の顔も見えてないし道中誰かが行方不明になってもたぶん気付かれないだろう
さていよいよティカルに到着するとガイドさんから「今日は天気が悪いので朝日は見えないかもしれない。しばらくしたら雨も降るだろうけど、止むまで少し待ってみましょう」とのこと
このままどうなるか誰にも分からないけど階段を登った先にある4号神殿と呼ばれるざらついた遺跡の上で私たちはじっと待機していました
しばらく待っても回復しない場合は4号神殿から降ることが決まっていたけれど、「みなさん今日はツイています。そろそろ天候が回復するから移動せずここにいましょう」と再びガイドさんの案内があった
そしてその時が来た・・・空が少しずつ明るくなり太陽が姿をみせると同時にぼんやりと浮かび上がってくる神殿、ジャングルの中から堂々と神殿がそびえ立っているのが見える
神秘的な光景が広がっていくとともに朝を迎えたティカルではあちこちから鳥の鳴き声、動物の声がジャングルの中で鳴り響いている
生命の目覚めともいえるような、まるで消えた世界に新しい命が吹き込まれるような数分間だった・・・
そう、こんなぞくぞくするような感覚を待ってました
これだけでもう100%来てよかったと思えますが、まだティカル散策は終わっていません
巨大な熱帯雨林に包まれた神殿をひとつずつ歩いて見て周って数時間・・・もうタイムスリップ感がすごい、ティカルは偉大、ティカルには偉大なパワーがあった
リビングストン
リビングストンはグアテマラ、イサバル県の都市。ホンジュラス湾の中にあるアマティケ湾に臨む。ガリフナ文化で知られ、グアテマラの他の地域と大きく異なる。
リビングストン
ティカル遺跡の拠点地だったフローレスから経由先のリオドゥルセまで来ました
リオドゥルセからはスピードボートを使ってジャングルに囲まれた河川を1時間ほどかけてリビングストンに到着、乗客はほとんどいない中のボートは揺れまくっていましたが、涼しくて爽快でした
ボートが波止場に停まると「Welcome to Africa!」と地元民が歓迎してくれている様子、ここはグアテマラ唯一の黒人住居区と聞いていたので立ち寄ってみたのです
大勢の黒人に囲まれたことがない私はひとり圧倒されつつ、客引きにバックパックを預けて宿まで案内してもらうことに
軽々と私のバックパックを背負ってくれましたが、彼はキマっています
ブラックアフリカに行ったことがない私にとって初めて黒人コミュニティへの参加がここグアテマラなわけだけど、こないだまで聞いたこともなかった場所に来るなんて旅は不思議の連続なのだな〜
リビングストンの街を歩いてみるとその多くはアフリカ系がルーツであるガリフナ族が多い様子であとは少数のグアテマラ人、欧米人の旅行者をちらほらと見かけたくらい
街自体は大きくないし、騒がしくないのでゆっくりできそう
なにより気候が思いっきり快晴で過ごしていて気持ちよかったです
ガリフナ族の郷土料理を食べたり、海を眺めたりのんびりした滞在になりました
【グアテマラ】ラテンパワーの虜に・・・③
前回からのつづき・・・
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ちょうど1ヶ月間過ごしたメキシコを離れて20ヵ国目、グアテマラに入ります
基本情報
国:グアテマラ
ルート:⑴シェラ▶︎⑵フローレス▶︎⑶ティカル▶︎⑷リビングストン
期間:3週間
時期:1月, 2月
グアテマラは中央アメリカ北部に位置する共和制国家である。北にメキシコ、北東にベリーズ、東にホンジュラス、南東にエルサルバドルと国境を接している。先コロンブス期にはマヤ文明が栄え、現在も国民の過半数はマヤ系のインディヘナである。首都はグアテマラシティ。
ケツァルテナンゴ(シェラ)
ケツァルテナンゴはグアテマラ南部の内陸の都市。グアテマラシティについでグアテマラ第二の人口をもつ。人口は約25万人で、人口の50%は先住民、49%はメスティーソ、その他が1%である。標高2,333mの山中の谷に位置する。
ケツァルテナンゴ(シェラ)
さよなら大好きなメキシコ、はじめましてグアテマラ
その前に地名はケツァルテナンゴなのかシェラなのかどちらだよ、と疑問だったのですが、
シェラというのはスペイン人が植民地化する以前、シェラフという都市名であったから昔の地名で今も呼ばれているという説、あとは短いほうが呼びやすいしというのも大きな理由になりそうですね、日本人旅行者の多くもシェラとシンプルに呼んでいました
シェラでの宿泊先に選んだのは日本人宿タカハウス
タカハウスにはアミーゴ以上に長期滞在者がたくさんいた
ここで語学学校に通うことに決めたのは言葉が通じなさすぎると痛感したメキシコでの挽回をはかろうとしたわけです
旅行に使える言葉を中心に覚えたいとリクエストし午前中に通うことにしました
午後からは自由時間として使いたいからですね
私の担当、アルマは親しみのある小柄な女性でとても接しやすい先生でした
同じ語学学校に長らく通っている日本人生徒は「もう来なくていいよ」と言われるくらいスペイン語が上達していたそうだけど、その生徒はただ話し相手が欲しいから来てるんじゃない、とも思ったり
授業では私の要望通り、あいさつや旅行で使うフレーズに始まり、お金の数え方、買い物の仕方を学ぶため金曜市のメルカドや動物市まで課外授業に行くということもあった
もうほとんど日帰り旅行だなっていうレベルで、担任のアルマが「あそこに見える山はナントカカントカで・・・」など説明してくれたりとこの語学学校、言語を学ぶ枠を越えてきてるな、と思いました
語学学校のほかタカハウスでは様々なアクティビティやレッスンを募集していて
ある時はヨガクラスに参加したりと充実しています
まさかグアテマラに来て「ナマステ」という言葉を聞くとは予想外だったけど
タカハウスの居心地はハマるほどではないものの、シェラでの滞在は退屈しなかった
郊外まで行って温泉を楽しんだのはキリガンガ以来の半年以上ぶりだったし、近郊にある民族衣装を着る男性の村への訪問はテキスタイルも含め興味深かったし、シェラの散策はなかなかいい感じです
次に向かう町はどこにしようかと決めかねているとき、タカハウスの宿泊者だった人から「グアテマラに来たなら絶対ティカル遺跡は行ったほうがいいよ!」とおすすめされた
遺跡繋がりのティオティワカンに行った時も特別感はなかったし遺跡が好きなわけでもないし、というとさらに「グアテマラに来てティカルを飛ばすなんてもったいない!他のマヤ遺跡とは比べ物にならないくらい別格だから」とさらにプッシュされ、そんなにすごい場所なら行ってみよう!という気持ちになって次の目的地が決まった
シェラ▶︎ティカル遺跡に行くためにフローレスという街に一度滞在してから向かいます
フローレスはグアテマラ北部ペテン県の県都。ペテン県中央部のペテン・イツァ湖に浮かぶフローレス島、および湖の南岸のサンタ・エレナから構成される。両者は陸橋によって結ばれている。
移動のバスの中ではほぼ爆睡で外の景色をほとんど見ずに到着しました
フローレスに着くと暖かいこの気候、いいね
久しぶりに見る水辺に気分が上がり、南国っぽさを思わせます
目星を付けておいた宿に向かうと、なんとまた再会!メキシコシティ、オアハカで偶然会ったW氏とまたも宿がかぶりたまたま会うという奇跡
とはいえその日は移動する日だったらしく少し話しただけでまた早すぎるお別れです
それにしても久しぶりに暑いところにきたなぁ、日差しは強いし夏そのものに感じる
近くでボートを借りて動物園まで行ったり、密林の中を進むようなワイルドなペテンイツァ湖が広がります
この湖の中、ワニとか出てこないよねと思うほど今まで味わったことのない光景だ
でも暑い気候での水辺はすごく涼しげに感じていいね、気持ちのいい時間だった
夕暮れになると次々と屋台のような美味しそうな店が次々と立ち並んで町は賑やかになりました
湖の背景に夕日が沈んで行くのが見えたし寄り道のポジションだったフローレスが意外にも良い感じ
翌日のティカル遺跡に備えてアラームをかける時刻は深夜2:30、中途半端すぎる時間に寝ないほうがいいのか迷ったけれど、念には念を、21:30頃にベッドに入ることにしました
【メキシコ】ラテンパワーの虜に・・・②
前回からのつづき・・・
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洗練されたメキシコの都市を旅してすっかり夢中になりました
知れば知るほどハマっていき、スペイン語が話せないなんてとっくに大した問題ではなくなっていました
再・メキシコシティ
グアナファトから直行でのオアハカ行きがなかったため、1度メキシコシティに戻ることに
メキシコシティに着いてからオアハカ行きのバスが発つまで数時間と微妙な空き時間を残しつつ、宿への侵入代として通常の3分の1ほど払ってアミーゴで1時間ほど滞在しました
前回の滞在で安定した料理の腕を披露してくれたYさんが「一泊くらいして行きなよ」と言ってくれたけれど、1泊泊まったが最後、またずるずる過ごしてしまうことは目に見えているから誘惑を振り切って断ります
これまた前回滞在中にお世話になりアミーゴで自家製キムチのビンまで備蓄している韓国人Lさんが「晩御飯を作ったから一緒に食べよう」と言ってくれました
食べる時間ないからいらないよ、と言っても皿を出して準備を始めたのでご馳走になることに
Lさんの手料理美味しかったな〜、ごちそうになって正解だったわ
オアハカはオアハカ州の州都であり、同州最大の市。オアハカ州の先住民族の割合は約40%で、これはメキシコ全体における割合の15%と比較しても非常に高い数値である。また、メキシコ国内においてもかなり特色の強い食文化として知られ、モーレ、オアハカチーズなどが有名である。
東バスターミナルTAPOは一等バスしかなかったため値段が少し高かった
ターミナルの待合所で待っていてもスペイン語がまったく分からない私を誘導してくれた若い女性スタッフに助けられました、優しい
夜出発でも上等なバスだから移動中のバス車内は安心できます
国内のバスはいくつかランク分けされていて安ければ安いほど強盗などが車内に乗り込んでくるリスクが高まるのだとか・・・
リスク回避するなら少し高いバスを選ぶほうがいいかも、夜だとなおさらです
バス停を降りて旅のお供であるGoogleマップを片手に難なくLus Luna Hostelにチェックイン、とホステルに入ったと同時に5日ぶりにアミーゴでのメンバーW氏と偶然の再会です
W氏とはルチャ・リブレを観戦しに行ったり、グッズコーナーで購入した覆面を被って外を歩いたこともある間柄
それはそうとオアハカといえばチーズとモーレが有名、ってことで食への関心大ありなW氏とともにメルカド(市場)まで出かけて美味しそうなものを探しました
初めて食べるモーレは不思議な味、見た目はカレーそのままだから抵抗なく食べられると思いきや、なんとも表現しがたく美味しいかどうかもよく分からない
なんといってもスープのダークな色味はカレーじゃなくてカカオなのだから
ビターな風味とはいえカカオなことに変わりはないわけですが、食文化を知るにはまず食べてみないと、といった感じ
最初にクセのある味を選んでしまったけれど、後日メルカドで注文したアーモンドのモーレはまったく抵抗なく食べられたのでよかったです、ふつうにおいしかった
W氏は翌日に次の街へ向かったため1日で解散、その後はホステルのドミで同じだった欧米人のグループとテキーラを飲みに行ったりゆったりして過ごしました
太陽がさんさんと降り注ぐオアハカの街は気温がちょうどで本当に過ごしやすかった
サンクリストバル デ ラスカサス
通称サンクリはメキシコ合衆国チアパス州の都市である。メキシコ中央平原の標高2100mに位置する。宗教はカトリック信者が多いが、プロテスタント教会もたくさんある。最近はマヤ族にもイスラム教徒が増え、周辺の村にモスクを築いている。
サンクリストバル デ ラスカサス
オアハカを深夜に移動する3等バスに乗るなんて、慣れてきたから節約モードになっていってる私
バスターミナル付近にはホームレスがいっぱいいたけど、安さには勝てなかったな
サンクリの日本人宿、カサカサは到着したターミナルから遠くて30分ちょっとかかって着きました
当時のアメリカ人の管理人Pは気分のアップダウンが激しかった
カサカサの滞在中はゾロゾロとアミーゴでのメンバーと再会、キッチンで飲んだり気兼ねなく過ごせてよかったです
サンクリの街自体に魅力を感じていたわけではないけれど、情報ノートをパラパラと見ていくなか気になったのがサパティスタ民族解放軍の存在、興味深く予備知識は多少持って出かけたほうがいいかなと思い、滞在の終わりごろ行くことにしました
サンクリから彼らの拠点地であるオベンティックというエリアまでミニバスで向かいます
敷地内に入ると目出し帽を被った関係者らしき人を見かけて、コミュニティ内に入るためにゲートでパスポートチェックと軽い面接がありました
今まで会ったメキシコ人は笑顔が多くフレンドリーな人が多かったですが、ここではまったく違う様子、特別歓迎されてはいないし特別嫌われてもいない対応をされました
当日は天気が悪く寒かったけれど、自由に1時間ほど見て周って最後に雨宿りを兼ねてカフェみたいなところに入ってサンクリへと戻りました
【メキシコ】ラテンパワーの虜に・・・①
ユーラシア大陸で過ごした1年と1ヵ月・・・
中国四川省・成都を発って香港を経由、カナダのバンクーバーで3日間の休養をし時差ボケを解消、ラテンアメリカのスタート地となる19ヵ国目、メキシコまで向かいます
基本情報
国:メキシコ
ルート:⑴メキシコシティ▶︎⑵サンミゲル デ アジェンデ▶︎⑶グアナファト▶︎⑷オアハカ▶︎⑸サンクリストバル デ ラスカサス
期間:30日間
時期:12月, 1月
メキシコ
メキシコは中南米・北アメリカ南部に位置する連邦共和制国家。首都はメキシコシティ。総人口は約1億3000万人でスペイン語圏においてはもっとも人口の多い国である。国内にはユネスコの世界遺産リストに登録された文化遺産が27件、自然遺産が6件、複合遺産が2件存在する。
メキシコシティはメキシコ合衆国の首都。高山気候に含まれ、標高2240mの高地にあるものの、緯度は低いため、一年中温暖な気候に恵まれている。
目的地のメキシコまで遠かった
ヘロヘロに疲れた体で日本人宿、ペンション・アミーゴまで市内バスで行くのはきついし、面倒になってしまってタクシーを使いました
それに初日はやっぱり怖いし、銃声とか聞こえたら嫌になってしまうからね
メキシコに到着して早々、驚くべきことにスペイン語圏なだけあってびっくりするほど英語が通じなかった
お隣がアメリカだからそこそこ通じるのでは、と思っていた自分が甘かったようです
Today すら通じなかったときはなんか怖くなって引きこもろうかと考えたほど・・・
それでも引き下がるわけにいかないのでスペイン語圏にいるうちはひとつでも多くの単語を覚えるつもり
ところで前の年のクリスマスと年越しはマレーシアで過ごしてあまりパッとしなかったから今年はメキシコで楽しく過ごそうと考えています
アミーゴのメンバーと会話をするのが楽しくて、中南米やスペイン語圏を長く旅している人ばかりでした
旅して7年とか10年以上とか沈没どころかもうなんだろっていう感覚で、ラテンアメリカ初心者の私としては新鮮な話ばかり、これから過ごしていくうちにメキシコ好きになれるかなぁ?とか南米とかも行ってみたいなと思ったり、この先の想像が膨らみます
ここに来たならメキシコらしい娯楽を楽しみたいと会場まで闘牛やルチャ・リブレを鑑賞しに行ったり、黒魔術やおまじない効果大なアイテムが揃うソノラ市場まで行ったり、夜な夜な革命記念塔まで行ったり、古代遺跡のティオティワカンまでバスで行ったりとメキシコのエンタメ、豊富すぎます
スーパーではサボテンがカットされて売られていたり、道端ですれ違うメキシコ人に「amigo!」と声を掛けられて出会った瞬間もう友達認定なんだ?と小さなことから大きなことまで出会うものすべてが新しい感じ
アミーゴでの滞在はこんなに長くなるはずじゃなかったのに引きずり込まれる何かあるんだ
アミーゴの心地良さかソノラ市場で買ったフレングランスと石鹸のせいかもしれない
クリスマスから正月にかけてはシェア飯でうどんやおもちを作ったり楽しく過ごせたし、1年間の旅の思いをめぐらせたりであっという間に16日間は過ぎていきました
サンミゲル デ アジェンデ
サンミゲル デ アジェンデはメキシコのグアナファト州にある都市。コロ二アル建築の歴史的建物が立ち並び、美しい景観を持つことから観光地として人気がある。もともと湿地地帯近くの丘であった場所に造られた街であるため、坂が多い。
サンミゲル デ アジェンデ
私はアミーゴを出れるのか、このままずるずる沈没する可能性は十分にあったけれど後ろ髪引かれるような思いでメキシコシティを発ちました
バスが動き出せば徐々に景色は変わっていき、自分の気持ちも前に進んでいくから不思議ですね
メキシコシティよりも格段に治安はよくなってカメラをぶら下げて歩いても全然平気なのがよかった
なんでもここはアメリカ人のリタイア先の居住地として人気があるそう、気候がいい・治安がいい・物価も下がる、という理由からみたい
日本でいうとタイみたいなものなのかな、距離が近いのもポイントかもしれない
サンミゲルの中心に着いてまず目に飛び込むのがサーモンピンクの色をしたパロキア教会という特徴的な教会
広場を意味するソカロではパロキア教会を主役にそこに集うようにカラフルなお店や人々で賑わっていました
明るくて開放的で洗練された街の様子にユーラシアに長くいた私にとっては見るものすべてが新鮮に写った
訪れた時間ではちょうど挙式が行われていて新郎新婦が出てきてさらに素敵な光景です
色といい建物のシルエットといい目立つので近くで見ても、離れて街を一望できるスポットに行ってもまず視界に入るのパロキア教会の存在
ソカロから離れて坂道を歩いていくと素敵なお店や住宅がたくさん、こういう家って存在するんだ、と思うようなユニークな建物ばかりです
なんだかリッチな人が暮らしてる雰囲気が漂うし、センスを思わせる光景でした
昼とはまた街の印象が変わってライトアップもこれまた素敵
わりと遅い時間まで賑わいを見せているからやっぱり安全な街だと感じる
ある日の朝、宿のバルコニーから外を見ていると朝日とともに上がっていた気球がすごくきれいだった、旅っていいなぁといまだにそう思えたりして
グアナファト
グアナファトはメキシコ・グアナファト州の州都である。人口約78,000人、メキシコシティから北西に370kmのところに位置し、標高は1,996m。スペイン植民地時代の美しいコロ二アル建築で有名である。
グアナファト
サンミゲル デ アジェンデからバスで2時間足らずでグアナファトに到着
ここはずっと楽しみにしていた場所でメキシコに来たらぜったいに立ち寄りたい街でした
到着した時はやや曇りがちな空だったけれど、街並みがカラフルで可愛すぎる!LEGOのようなこのポップさ、なのに歴史的な街並みでしっかり重みも感じられるというこのハーモニー
もし自分の故郷がこんな魅力的だったらきっと自慢の街に違いないなぁ
アミーゴで会ったTさんが言うには「どっちも似てるんだから2つとも行く必要ないよ」らしいですが、全然そんなことないしサンミゲルとグアナファトどちらも違った良さがあるから私はどちらにも行けてよかったと思う
街を一望しに歩き続けて迷いながら歩いていくと、高級ホテルの庭からナイスビューを見つけることに成功、いやぁ〜素晴らしいよ
この歴史と現代がうまく調和している感じ、ほんとうに美しい
昼にビューポイントに行きなんとなく土地勘は分かったので、2度目に訪れた夕方は正式なビューポイントを見つけることができました
広々とのんびり鑑賞できて完全に日没を迎えるまでのグアナファトの景観は宝石が散りばめられたかのような光景が広がってた